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J-GLOBAL ID:201702260317938547   整理番号:17A1558344

双方向シグナル伝達を介して隣接WI38正常肺線維芽細胞によるマイクロビームを標的としたA549肺癌細胞の増強されたDNA二本鎖切断修復【Powered by NICT】

Enhanced DNA double-strand break repair of microbeam targeted A549 lung carcinoma cells by adjacent WI38 normal lung fibroblast cells via bi-directional signaling
著者 (16件):
資料名:
巻: 803-805  ページ: 1-8  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0520B  ISSN: 0027-5107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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放射線誘発性バイスタンダー効果(RIBE)と照射した癌細胞とそれらの周囲の非照射正常細胞間の双方向シグナル伝達の根底にあるメカニズムは,癌放射線療法に関連している。本研究は,バイスタンダー細胞におけるヒト肺癌A549細胞と正常肺線維芽細胞WI38細胞間のRIBE信号の伝搬を調べ,直接または間接的に接触照射A549細胞。A549GFP/WI38共培養およびA549GFP/A549共培養,H2BGFPを安定して発現するA549GFP細胞はA549細胞またはWI38細胞と共培養したを調製した。SPICE-NIRSマイクロビームを用いた,A549GFP細胞は,細胞1個につき500個のプロトンを照射した。,DNA二本鎖切断(DSB)のマーカーであるγ-H2AXのレベルは,細胞の三種類の照射後24hまで測定した(1)「標的」/照射A549GFP細胞(2)「隣接」/非照射細胞は直接「標的」細胞を接触および(3)「遠隔」/非照射細胞,「標的」細胞と直接接触しなかった。標的A549GFP細胞におけるDSB修復は共培養したWI38細胞により増強されたことを見出した。24時間に近づいたとき,照射後8時間でγ-H2AXレベルによって明らかなように,,A549GFP/A549細胞共培養におけるバイスタンダー応答は非照射対照レベルに減少を示したが,A549GFP/WI38共培養における隣接/遠隔バイスタンダーW138細胞は照射後24時間まで同じレベルで維持されていた。驚くべきことに,A549GFP/WI38共培養における遠隔A549GFP細胞は,バイスタンダーW138細胞ではなく,A549GFP/A549共培養における遠隔細胞に類似した時間依存性を示した。これらの観察は,γ-H2AXはRIBEの結果としてWI38細胞で誘導されたことを示した。WI38細胞のみならず標的A549の救済だけでなく,離れたA549GFP細胞に対するRIBEの修飾に関与していた。本結果は放射線誘起双方向シグナル伝達は放射線に対する細胞感受性に大きな影響RIBEに対する感受性を拡大されたことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  細胞レベルに対する影響 

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