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J-GLOBAL ID：201702261312956875   整理番号：17A1652844

領域選択を用いたRGB色空間における食べ物画像の強調

Food Image Enhancement Using Region Selection in RGB Color Space

著者 (4件)： 上田千晶 (岡山理大 工) ,  畔津忠博 (山口県大 国際文化) ,  末竹規哲 (山口大 大学院創成科学研究科) ,  内野英治 (山口大 大学院創成科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 235(SIS2017 21-32)  ページ： 43-48  発行年： 2017年10月05日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食べ物に含まれる色は暖色系が中心であるため,暖色系の色の鮮やかさが強調されると食べ物画像が美味しそうに見える。しかし,照明が足りない飲食店内で撮影された食べ物画像は鮮やかさが足りず,美味しそうに見えない場合がある。本研究では,領域選択を用いた食べ物画像のためのRGB色空間における明度および彩度強調法を提案する。提案手法では,まず,明度強調を行う。次に,明度条件,彩度条件を用いて食べ物以外の領域を抽出し,食べ物の領域のみに彩度強調を行う。明度強調と彩度強調処理は従来手法と同じものを用いる。実験では,様々な食べ物画像に対して従来手法と提案手法を適用し,実験結果を比較することで提案手法の有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *食品 ,  画像 ,  感覚 ,  *画像強調 ,  色空間 ,  色信号 ,  明度 ,  彩度 ,  セグメンテーション ,  手作業
準シソーラス用語： RGB ,  おいしさ

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (7件)：

• N.Bassiou and C.Kotropoulos, “Color image histogram equalization by absolute discounting back-off, ”Computer Vision and Image Understanding, vol.107, no.1-2, pp.108-122, 2007.
• S.K.Naik and C.A.Murthy, “Hue-preserving color image enhancement without gamut problem,” IEEE Transactions on Image Processing, vol.12, no.12 pp.1591-1598, 2013.
• 村平宏太, 田口亮, “色相を保存したRGB色空間におけるカラー画像処理形態の一提案,” 電子情報通信学会論文誌, A96.5, pp.264-272, 2013.
• 井上光平, 原健二, 浦浜喜一, “明度ヒストグラム均等化と等色相面における彩度最大化によるカラー画像強調,” 映像情報メディア学会年次大会講演予稿集, vol.2013, pp.1-7, 2013.
• 畔津忠博, 上田千晶, 末竹規哲, 内野英治, “RGB 色空間におけるカラー画像の色相保存彩度調整法,” 電子情報通信学会技術研究報告, vol.113, no.467, pp.43-46, 2014.

タイトルに関連する用語 (4件)： RGB ,  色空間 ,  食べ物 ,  画像の強調