文献
J-GLOBAL ID:201702261987183531   整理番号:17A0844242

MHD発電技術の開発 容量結合型無電極電力抽出MHD発電の実証

著者 (5件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 186-192  発行年: 2017年03月20日 
JST資料番号: F1934A  ISSN: 2432-3586  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
複合サイクル発電システムは50%を超える発電効率を達成しているが,更なる効率向上のためには,より高い温度域で動作する熱機関の利用が必須であり,MHD発電が期待される。MHD発電で主となる作動流体は,「導電性流体」すなわち「プラズマ」である。従来のMHD発電機では電力取り出し用の電極が高温プラズマに接しているため,動作温度が制限されたり,電極の耐久性が問題となる。本研究は,電極が高温プラズマに接触しない構造の容量結合型MHD発電システムを提案し,高効率で高い耐久性を持つ発電システムの構築を目指している。電力取り出し電極が直接高温プラズマに接触しない,すなわち絶縁壁外部に電極を設置してプラズマとの間の容量分を介した電力抽出方法を提案した。ICP(誘導結合プラズマ)を熱源として利用した実証実験の結果から,磁界を交流で印加することで交流電力を発生させ容量結合によって発電出力を取り出すことに,成功した。負荷回路にインダクタを挿入して,力率改善による出力の向上を目指した実験も行い,力率改善が発電出力の向上に十分効果的であることが,明らかになった。容量結合型電力抽出MHD発電については,今後数値シミュレーションも含めて,定量的な性能評価や負荷回路の設計,さらにはプラズマ流れとの相互作用の詳細な検討が必要であろう。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
MHD発電 
引用文献 (10件):
  • 日下義友,高野清南,加藤健,電学論 (B), 106(4), 369-374(1986)
  • Takayanagi, S.; Sasaki, T.; Kikuchi, T.; Aso, T.; Harada, N., IEEJ Tech. Meeting, FTE-12-028, 61-64 (2012)
  • 高柳翔, 佐々木徹, 菊池崇志, 阿蘇司, 原田信弘, 第22回電気学会東京支部新潟支所研究発表会, P-20, 84(2012)
  • Takayanagi, S.; Sasaki, T.; Kikuchi, T.; Aso, T.; Harada, N., 2013 Annual Meeting IEEJ, 1-138, 220 (2013)
  • Takayanagi, S.; Sasaki, T.; Kikuchi, T.; Aso, T.; Harada, N., 11th Int'l Energy Conv. Eng. Conf., AIAA-2013-4031 (2013)
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る