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J-GLOBAL ID:201702262223780320   整理番号:17A0015966

NIED Hi-netとKiK-net記録の共同干渉測定による2014年長野県北部地震(MW6.2)に於ける種々深さでの地震波速度変動の推定

Estimation of seismic velocity changes at different depths associated with the 2014 Northern Nagano Prefecture earthquake, Japan (MW 6.2) by joint interferometric analysis of NIED Hi-net and KiK-net records
著者 (4件):
資料名:
巻:号: Nov  ページ: 3:36 (WEB ONLY)  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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大地震に伴う種々深さでの地震波速度の変化を推定するために,KiK-netの垂直方向地震記録とHi-net連続ボアホールデータの2種類の地震記象に,受動的画像干渉法を適用し解析した。KiK-net局で記録された地震記象の表面/ボアホールデコンボリューション波形(DCW)と,2014年の長野県北部地震(M<sub>W</sub>6.2)で,震央から26kmに位置するHi-net局が記録した環境ノイズの自己相関関数(ACF)を計算した。深部KiK-netセンサとHi-netセンサを150mの深さに配置し,別のKiK-netセンサを,ボアホールセンサの直上表面に配置した。これにより,浅い位置(<150m深さ)と深い位置(>150m深さ)の速度変化を別々に測定する事が出来る。より深い領域における速度変化に対するACF感度を,数値波動伝搬シミュレーションによって評価した。本震から1週間以内に,浅いゾーンと深いゾーンでそれぞれ-3.1%と-1.4%の相対速度の変化を検出した。本震後1週間から4カ月間に,その相対速度変化は,それぞれ-1.9%と-1.1%に回復した。このような相対速度の減少は,本震による地震時地殻変動に起因する静的歪みの変化ではなく,強い地震動による動的歪の変化に起因する可能性がある。この地震波速度の回復速度は,地殻内条件の初期破壊度合に依存するので,回復速度は,深い領域よりも浅い領域で速いと考えられる。この回復特性は,岩石実験で観察された低速ダイナミクスの挙動に類似している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地震波伝搬 

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