文献

J-GLOBAL ID：201702262615868379   整理番号：17A1696732

ニホンナシ’あきづき’および‘王秋’に発生する果肉障害の特徴と軽減技術

著者 (1件)： 三谷宣仁 (農研機構)
資料名： 植調  (JAPR Journal)
巻： 51  号： 8  ページ： 201-205  発行年： 2017年11月16日 
JST資料番号： L2274A  ISSN： 0289-8233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,ニホンナシ’あきづき’および‘王秋’に発生する果肉障害の特徴と軽減技術を,次の項目に沿って記述した。1)果肉障害の特徴,2)果実肥大促進を目的としたジベレリン処理の影響,3)開花の早晩および番花の影響,4)水分ストレスの影響,5)早期出荷を目的としたエテホン散布の影響,6)果肉障害の抑制に向けて,である。これらの結果から,果実成熟を早めることがコルク状果肉障害の発生を減らすために有効な方法と推定された。

シソーラス用語： *ナシ ,  *植物生理病 ,  *果肉 ,  *病害防除 ,  ジベレリン ,  開花 ,  水分ストレス ,  出荷 ,  農薬散布 ,  脂肪族塩素化合物 ,  ホスホン酸
準シソーラス用語： *あきづき ,  一番花 ,  *王秋 ,  果実成熟 ,  果実肥大 ,  *果肉障害

分類 (3件)： 果樹  (FC03042G) ,  植物の生理的障害一般  (FC04031L) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

物質索引 (1件)： エテホン

引用文献 (15件)：

• 羽山裕子ら 2017. ニホンナシ‘あきづき'と‘王秋'に発生するコルク状果肉障害の特徴. 園学研 16, 79-87.
• 林真二ら 1970. ナシ果実の成熟のケミカルコントロールに関する研究 (第2報) 熟期促進におよぼすETHRELの影響. 園芸学会昭和45年度春季大会研究発表要旨 116-117.
• 平田尚美 1983. 基礎編・形態・生理・機能・III各部の形態と生長. pp33-42. 農業技術大系果樹編 3 ナシ. 農文協. 東京.
• 井戸亮史ら 2012. ニホンナシ‘王秋'のコルク状障害発生低減に関する研究. 園芸学会中四国支部要旨. 51. 9.
• 金子友昭ら 1982. ニホンナシ幸水果実の肥大特性と裂果発生との関係. 栃木農試研報 28, 75-84.

タイトルに関連する用語 (4件)： ニホンナシ ,  あきづき ,  王秋 ,  果肉障害