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J-GLOBAL ID:201702263107714772   整理番号:17A1811232

小角中性子およびX線散乱による延伸過程のシシカバブ構造形成における分子量の役割

Role of molecular weight in shish-kebab formation during drawing by small-angle neutron and X-ray scattering
著者 (16件):
資料名:
巻: 49  号: 12  ページ: 831-837  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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シシカバブ構造形成における分子量の役割を,流動誘起高分子結晶化において重要な問題である。以前のポリエチレンのシシカバブ形成に関する研究[Macromolecules 40,3650~3654(2007)]において,著者らは,超高分子量成分が主にシシに含まれていることが示した。対照的に,同月(2007年5月)に,イソタクチックポリプロピレン[Science 316,1014~1017(2007)]に関して,全く反対の実験結果が発表された,この報告では,多くの低分子量成分が,高分子量成分よりもシシに含有されることが分かった。この矛盾を理解するため,著者らは,各種分子量の重水素化ポリエチレンと水素化ポリエチレンのブレンドを使用し,3つの延伸速度で,融点より僅かに低い温度で小角中性子およびX線散乱実験を実施した。著者らは,このような実験条件下では,ポリエチレン中であっても,高分子量成分よりも低分子量成分がシシに含まれており,また延伸速度が遅くなるほどこの傾向が強まることを見出した。結果は,流動場のタイプ,流速,高分子のタイプ,温度,分子量および分子量分布などの因子に依存するシシカバブ形成に関する様々な機構が存在することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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高分子固体の構造と形態学  ,  ポリオレフィン 
引用文献 (32件):

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