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J-GLOBAL ID：201702263371912175   整理番号：17A0545256

構造物の変位計測のための小型コーナーリフレクタを用いた散乱計測

Measurement of scattering from small corner reflectors for structure deformation monitoring

著者 (3件)： 辻野雅博 (京大 工) ,  須崎純一 (京大 工) ,  穴原琢磨 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 499(WPT2016 64-84)  ページ： 53-58  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多数枚の合成開口レーダ(synthetic aperture radar:SAR)画像を用いた地表面の沈下変動や土木構造物の変位計測技術が近年注目されている。しかし,土木構造物の変位計測に於いては,レーダの反射強度がレーダと構造物の壁面がなす相対方位角に大きく依存し,構造物を検知できない状況も発生する。その場合にはコーナーリフレクタ(corner reflector:CR)を設置することになるが,小型のCRではSAR画像で識別しづらく,また大型のCRは構造物の機能を妨げることになる。そこで本研究では,土木構造物の変位計測にも応用可能になるように反射信号強度を高めるような,多数の小型CRを用いた適切なCRの配置を実験を通じて検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： 合成開口レーダ ,  *計測 ,  コーナリフレクタアンテナ ,  *構造物 ,  *変位測定 ,  反射率 ,  無響室 ,  マイクロ波
準シソーラス用語： *散乱計測 ,  レーダ反射率 ,  電波暗室

分類 (1件)： 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O)

引用文献 (4件)：

• Bert M. Kampes, Radar Interferometry, Springer, Germany, 2006.
• EORC, インフラ変位モニタリング,http://www.eorc.jaxa.jp/earth_observation_priority_research/infrastructure/,2017/02/06閲覧
• 大内和夫,合成開口レーダの基礎,p.128-131,東京電機大学出版局,2009/06/20
• EORC, JAXA 標準プロダクトの精度評価結果, http://www.eorc.jaxa.jp/hatoyama/satellite/data_tekyo_setsumei/alos_hyouka.html,2017/02/06閲覧

タイトルに関連する用語 (5件)： 構造物 ,  変位計測 ,  コーナー ,  リフレクタ ,  散乱計測