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J-GLOBAL ID：201702264481240085   整理番号：17A0937324

in vitro小児消化中のウシα-ラクトアルブミンとその蛋白質分解に及ぼすMaillard反応の意味【Powered by NICT】

Implications of the Maillard reaction on bovine alpha-lactalbumin and its proteolysis during in vitro infant digestion

著者 (4件)： Joubran Yousef (Department of Biotechnology and Food Engineering, Technion - Israel Institute of Technology, Haifa 32000, Israel. [e-mail]) ,  Moscovici Alice ,  Portmann Reto ,  Lesmes Uri
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 8  号： 6  ページ： 2295-2308  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,α-ラクトアルブミン(α-la),乳児用調合乳の主要なホエー蛋白質と成分のMaillard反応生成物(MRPs)の機能性と消化性を検討した。異なった炭水化物(グルコース,ガラクトースあるいはガラクトオリゴ糖(GOS))及び加熱時間の影響を調べた。SDS-PAGE,UVと色を調べた結果,反応の程度,ガラクトースはグルコースよりも容易に反応する炭水化物の間の変化をモニターした。表面疎水性と抗酸化能はMaillard共役後有意に高かった(p<0.05)であることを見出し,α-laと比較してGOSベースMRPs抗酸化能上昇~50倍であった。さらに,MRPの消化蛋白質分解は幼児のin vitro胃・十二指腸モデルを用いて評価した。消化物Maillard共役のSDS-PAGE分析は,一般的に蛋白質分解に対するα-Igの感受性を増加させた。興味深いことに,GOSベースMRPsは最適化課題を示し,12時間遅延蛋白質分解のための加熱が,拡張加熱は蛋白質分解に対して最も高い感受性をもたらした。さらなる酵素的開裂パターンの違いを示し,生理活性ペプチドの同定を助けたプロテオーム分析は,αlaまたはそのMRPsの消化中にバイオアクセシビリティを示した。PeptideRankerを用いたプロテオミクスデータの生物情報科学的マイニングも二潜在的新規生理活性ペプチド,FQINNKIWとGINYWLAHKALCSを生じさせた。最後に,管腔内容物の抗酸化能,DPPHにより測定した,Maillard共役胃及び十二指腸消化物の抗酸化能を増加させたことを明らかにした。全体として,本研究は小児消化管におけるMaillard反応,消化蛋白質分解と生物活性ペプチドと抗酸化剤種のバイオアクセシビリティ間の関連を引き出した。これは改善された栄養と余分な栄養的利益へのプロセス乳児用調製粉乳を合理的に役立つ可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 感受性 ,  乳児 ,  生理活性ペプチド ,  消化性 ,  ホエータンパク質 ,  *in vitro実験 ,  十二指腸 ,  *タンパク質分解 ,  SDS-PAGE ,  *Maillard反応 ,  *消化 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： バイオアクセシビリティ ,  抗酸化能 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (2件)： ガラクトース ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (7件)： 小児 ,  消化 ,  ウシ ,  α-ラクトアルブミン ,  蛋白質分解 ,  Maillard反応 ,  意味