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J-GLOBAL ID:201702264659505257   整理番号:17A0127393

バナナ繊維からの金属イオン吸着剤の合成と希土類金属イオンに対するその吸着性

Synthesis of a Metal Ion Adsorbent from Banana Fibers and Its Adsorption Properties for Rare Metal Ions
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 57-62(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0178A  ISSN: 1884-3360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Schiff塩基から構成された改良バナナ繊維からの金属イオン吸着剤の合成について調べた。金属イオン吸着剤の吸着性について評価し,バナナ繊維(BF)-g-(グリシジルメタクリラート)(GMA)(BF-GMA)を合成した。Schiff塩基,22′-{イミノビス[エタン-2,1-ジイルニトリロ(E)メチリジン]}ビスフェノールを,メタノール中でのジエチレントリアミンと5-ブロモ-サリチルアルデヒドとの反応により合成した。金属イオン吸着剤(BF-GMA(Br))は,Schiff塩基とBF-GMAの反応により合成した。合成した金属イオン吸着剤によって,pHが6.0~6.6の範囲において,La2+,Gd2+,Tm3+,Pr3+,Tb3+,Yb3+,Nd3+,Dy3+,Lu3+,Sm3+,Ho3+,Eu3+,Er3+の90%以上が吸着された。pHが3.0~5.0においては,In3+のほぼ100%が吸着され,pH3.9において,Ga3+の95%が吸着され,最大吸着割合を示すことがわかった。pHが1.4~1.6および1.8それぞれにおいて,In3+のほぼ15%および25%が吸着された。Ga3+の吸着は,pH1.4~1.8の範囲ではほとんど観測されなかった。これらの結果から,バナナ繊維は金属イオン吸着剤として利用できることがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  固-液界面 
物質索引 (2件):
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引用文献 (17件):
  • 1) R. Zuluaga, J.-L. Putaux, A. Restrepo, I. Mondragon and P. Ganan, Cellulose, 14, 585 (2007).
  • 2) T. Yasuda and T. Kajiyama, Seikei-Kakou, 25, 592 (2013) (in Japanese).
  • 3) T. Kajiyama, T. Yasuda, S. Mimoto, K. Shimizu, K. Hayashi, T. Yamanaka and M. Murakami, Int. Polym. Process., 28, 58 (2013).
  • 4) K. Fujimoto, N. Tobito and S. Ito, J. Ion Exchange, 25, 12 (2014).
  • 5) Y. Asari, N. Shoji, K. Miyoshi, D. Umeno and K. Saito, J. Ion Exchange, 22, 53 (2011).
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