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J-GLOBAL ID:201702265133875502   整理番号:17A0575092

Fusarium oxysporum由来の銅含有亜硝酸レダクターゼのターゲティングによる真菌の脱窒阻害剤の発見

Discovery of Fungal Denitrification Inhibitors by Targeting Copper Nitrite Reductase from Fusarium oxysporum
著者 (7件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 203-213  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: A0294A  ISSN: 1549-9596  CODEN: JCISD8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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窒素は植物成長,農産物生産と光合成に影響する重要な多量栄養素である。土壌が最大の生産性を達成するための十分な窒素を含有していない場合は,窒素施肥が行われる。窒素肥料の大量の適用は環境汚染の問題も引き起こす。農業土壌中の窒素(N)が微生物の脱窒反応により亜酸化窒素として大量に失われることは,経済損失や環境汚染の問題につながる。N肥料とともに真菌の脱窒反応阻害剤を使用することで,植物による窒素の摂取は効率的に改善されかもしれない。本論文では,Fusarium oxysporum由来の銅含有亜硝酸塩レダクターゼ(NirK)の立体配座に基づいて,ホモロジーモデリング,分子ドッキングでin silicoスクリーニングを実施した。候補となるピリミドンおよびトリアジノン系化合物を発見した。得られた候補化合物はin vitroバイオアッセイでIC50を決定した後,in vivoバイオアッセイによりその効果を試験した。その結果,発見した化合物の幾つかはin vivoにおいて真菌の脱窒反応を抑制した。本研究で得られた化合物は,NirKの生物学的研究の化学的プローブ,または肥料コーティングの開発や亜酸化窒素の形でのN損失を防ぐサプリメントの出発点として使用できる。
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  肥料一般 
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