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J-GLOBAL ID:201702265504211150   整理番号:17A1249351

ヘムオキシゲナーゼ-1のアップレギュレーションはLPS刺激マクロファージにおけるカゼイングリコマクロペプチド(GMP)加水分解物の抗炎症活性を仲介する【Powered by NICT】

Upregulation of heme oxygenase-1 mediates the anti-inflammatory activity of casein glycomacropeptide (GMP) hydrolysates in LPS-stimulated macrophages
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 2475-2484  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近著者らは,カゼイングリコマクロペプチド加水分解物(GHP)はin vitroで抗炎症および抗酸化活性の両方を示すことを示した。しかし,ヘムオキシゲナーゼ-1(HO 1)が炎症性の状態に対するGHPの細胞保護作用に関与しているかどうかは不明である。,HO-1は,GHPの潜在的標的,その抗炎症効果を仲介すると仮定した。,GHPは細胞内活性酸素種(ROS)蓄積とNADPHオキシダーゼ2(NOX2)発現およびLPS刺激RAW264.7マクロファージにおける増強された還元型グルタチオン(GSH)レベルを阻害した。GHPはリポ多糖(LPS)により刺激された腫瘍壊死因子-α(TNF α),インターロイキン-1β(IL 1β),インターロイキン-6(IL 6)と誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)の発現を抑制した。しかし,HO-1の選択的阻害剤である亜鉛(II)-プロトポルフィリンIX(ZnPPIX)はROS産生とNOX2,TNF-α,IL-1β,IL-6およびiNOS発現のGHP媒介抑制を回復させた。GHP処理はLPS-誘導核転写因子κB(NF κB)転座,ZnPPIXにより逆転したを阻害した。さらに,GHPは細胞外シグナル制御キナーゼ1/2(ERK1/2),Aktおよびp38のリン酸化を誘導した。Akt,ERK1/2およびp38の薬理学的阻害は,NF-E2関連因子-2(Nrf2)のGHP誘導核局在化とHO-1の発現を抑制した。要約すると,GHPはRAW264.7マクロファージにおいてPI3K/Akt,ERK1/2およびp38シグナル伝達経路を介してHO-1発現の上方制御を介してLPS誘発炎症状態を阻害する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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食品の化学・栄養価 
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