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J-GLOBAL ID:201702266088148722   整理番号:17A0504210

Orbitrap質量分析法による印旛沼および鹿島川の低分子有機物組成の比較

Comparison of Low Molecular Weight Dissolved Organic Matter Compositions in Lake Inba and Kashima River by Orbitrap Mass Spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 12-21(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0066A  ISSN: 1348-2165  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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千葉県の飲料水源となっている印旛沼は,1970年代からCOD(3mg/L)の環境基準を満たしていなかった。湖の富栄養化によって高レベルの溶解有機物(DOM)が生成し,水処理の必要性が高まっている。印旛沼のDOMの組成と源を理解するために,この研究では,湖の低分子量DOM(LMW-DOM,<1kDa)と湖に流れこむ主要な河川の分子組成を比較した。水試料は,2015年6月に印旛沼と鹿島川から採取した。固相抽出後,LMW-DOMをエレクトロスプレーイオン化と組み合わせたOrbitrap質量分析法で分析した。正確な質量データに基づいて,1,263および1,393種の分子式がそれぞれ湖および河川標本から選別された。そのうち1,193種の分子式が湖と川の間で共有されており,サンプリング時において鹿島川が湖のLMW-DOMの代表源であることが示された。分子式の元素組成は,共有分子式の61%が炭素,水素および酸素から構成されていることを示した。これらの共通分子の水素対炭素比および酸素対炭素比は,リグニンおよびタンニンと同様であった。(翻訳著者抄録)
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湖沼汚濁 
引用文献 (37件):
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