抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プログラムスライシングは,スライシング基準と呼ばれるプログラム内の特定のステートメントの変数を基準として,その変数に影響を与えるすべてのステートメントをスライスとして抽出する。しかし,スライスを抽出するために着目すべき変数は開発者が選択する必要があり,複雑なプログラムではどの変数に着目すべきかわかりにくいという問題がある。本論文では,スライシング基準の自動設定用ソフトウェアメトリクスIOV(Intensity Of Variables)を提案する。このメトリクスを用いて,解析対象のプログラムのすべてのスライスについて,効率よく理解ができる順にスライスを提示できるように,着目すべき変数の優先順位を求める。基本的なプログラムを対象に本手法を適用したところ,手作業で指定する場合と比較し,変数の優先順位が約70%一致することを確認した。(著者抄録)