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J-GLOBAL ID:201702266522061019   整理番号:17A0018294

震度データを用いた地震の中期予測-地震発生の「相場観」を理解してもらうために-

著者 (2件):
資料名:
号: 62  ページ: 35-40  発行年: 2016年12月20日 
JST資料番号: L0003A  ISSN: 0912-5779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現状では地震予知は困難であるという見方が一般社会に浸透した一方で,民間の地震予知サービスの「当たり外れ」について見当違いの評価が出回っている。過去の地震活動に基づいて,一定期間内に一定規模以上の地震が発生する確率を求めることを「地震予測」と言う。ここでは,多くの人に日本の地震活動と地震予測に対する相場観を養って貰うことを目的として,地震予測の実験を行った。2013年~2015年の活動をもとに,都道府県別に2016年前半に震度4以上が発生する確率を求めた。確率が70%以上を警報の閾値とすると,2回分の3か月予報では,適中率が71%,予知率が29%となった。結果として,普段の活動に基づく適中率は十分に高いものであることが判明した。一方,予知率が低くなった理由は2016年熊本地震によるものであり,普段の地震活動度が低い地域ではこうした予測の難しいことも判った。
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分類 (1件):
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地震活動 
引用文献 (11件):
  • 今給黎哲郎. 2016. 平常的な地震活動と「予測」の価値-当たり前の地震について-. 地震予知連絡会会報, 95, 425-431.
  • 気象庁. 2009. 震度の活用と震度階級の変遷等に関する参考資料. http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/study-panel/shindo-kentokai/hensen.pdf (2016年9月アクセス)
  • 気象庁. 2016a. 震度データベース検索 http://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.php (2016年9月アクセス)
  • 気象庁. 2016b. 地震月報(カタログ編). http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/bulletin/index.html (2016年9月アクセス)
  • 小泉尚嗣・今給黎哲郎. 2016. 気象庁震度データベースを用いた地震予測. 日本地震学会ニュースレター, 68(6), 22-25.
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