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J-GLOBAL ID：201702268550303346   整理番号：17A0832178

マヌカ蜂蜜(Leptospermum scoparium)はメチルグリオキサールとジヒドロキシアセトンによるナタマメウレアーゼ活性を阻害する【Powered by NICT】

Manuka honey (Leptospermum scoparium) inhibits jack bean urease activity due to methylglyoxal and dihydroxyacetone

著者 (3件)： Rueckriemen Jana (Institute of Food Chemistry, Technische Universitaet Dresden, D-01062 Dresden, Germany) ,  Klemm Oliver (Institute of Food Chemistry, Technische Universitaet Dresden, D-01062 Dresden, Germany) ,  Henle Thomas (Institute of Food Chemistry, Technische Universitaet Dresden, D-01062 Dresden, Germany)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 230  ページ： 540-546  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マヌカ蜂蜜(Leptospermum scoparium)は強力な抗菌効果を発揮する。細菌酵素は抗細菌性化合物の重要な標的である。酵素ウレアーゼはアンモニアを生成し,酸性環境に適応する細菌を可能にした。ニンヒドリンとアンモニアの分光光度検出に基づいた新しい酵素アッセイはウレアーゼ活性を研究するために開発した。マヌカ蜂蜜中の天然に存在し,メチルグリオキサール(MGO)とその前駆体ジヒドロキシアセトン(DHA)はIC_50値が2.8と5.0mMのナタマメウレアーゼ阻害剤として同定した。マヌカ蜂蜜のウレアーゼ阻害はMGOとDHA含量と相関していた。MGOとDHAを欠く,非マヌカ蜂蜜はウレアーゼ有意に少ない阻害を示した。マヌカ蜂蜜からMGO枯渇減少ウレアーゼ阻害グリオキサラーゼであった。マヌカ蜂蜜によるウレアーゼ阻害は主にMGOとDHAによるものであった。結果はモデルウレアーゼとしてナタマメウレアーゼで得られ,マヌカ蜂蜜による細菌阻害の理解に寄与するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸性 ,  *ナタマメ ,  前駆体 ,  抗細菌作用 ,  *ウレアーゼ ,  細菌 ,  アンモニア ,  酵素的分析 ,  酵素 ,  脂環式化合物 ,  芳香族ケトン ,  オレフィン化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  ジケトン ,  ヒドロキシケトン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族ケトン ,  ケトース ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 阻害剤 ,  ウレアーゼ活性 ,  *マヌカ蜂蜜 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： マヌカ蜂蜜 ,  H elicobacter pylori ,  Jackはインゲンマメウレアーゼ ,  メチルグリオキサール ,  ジヒドロキシアセトン ,  ニンヒドリン

分類 (1件)： 砂糖以外の糖  (FJ05020L)

物質索引 (3件)： ニンヒドリン ,  ジヒドロキシアセトン ,  メチルグリオキサール

タイトルに関連する用語 (7件)： マヌカ蜂蜜 ,  Leptospermum ,  メチルグリオキサール ,  ジヒドロキシアセトン ,  ナタマメ ,  ウレアーゼ活性 ,  阻害