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J-GLOBAL ID：201702268618604722   整理番号：17A0800189

還元グラフェン酸化物とのヘテロアセンブリーによるチタニアナノシートの光化学活性の調節:光誘起親水性転換の促進

Modulation of Photochemical Activity of Titania Nanosheets via Heteroassembly with Reduced Graphene Oxide. Enhancement of Photoinduced Hydrophilic Conversion Properties

著者 (5件)： SAKAI Nobuyuki (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  KAMANAKA Kei (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  KAMANAKA Kei (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SASAKI Takayoshi (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  SASAKI Takayoshi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 42  ページ： 23944-23950  発行年： 2016年10月27日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 基板(S,石英ガラス,シリコンウエファ)上にポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド単分子層(P),チタニア単分子層(Ti_0.87O₂,TO)還元グラフェン酸化物単分子層(RGO)またはグラフェン酸化物(GO)単分子層を交互積層させた種々の薄膜を作製し,UV-Vis,原子間力顕微鏡および接触角測定でキャラクタライズした。作製した膜はS/P/TO,S/P/GO,S/P/GO/P/TO,S/TO(1),S/RGO/TO(2),S/RGO/(TO)_n(n=2,5),S/(RGO)_n(n=2)/TO,S/P/TO/P/GOの9種類で,UV光照射によってTOの水接触角が減少し,変化は一定時間後には飽和した。変化速度はTO単独の場合よりも大きかった。1と2では,反応の初期は照射時間と接触角の逆数には線形相関があり,照射強度の対数と接触角の低下率の対数に線形相関があった。接触角の変化速度は空気中の方が窒素中よりも大きかった。積層させた単分子層の数(n)は接触角の変化にはほとんど影響しなかった。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *光化学 ,  *親水性 ,  *酸化チタン ,  *ナノシート ,  相関 ,  接触角 ,  紫外線照射 ,  複合膜 ,  酸化物 ,  ポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド
準シソーラス用語： グラフェン酸化物 ,  *還元グラフェン酸化物 ,  交互積層膜 ,  水接触角 ,  線形相関 ,  単分子層膜

分類 (3件)： 酸化物薄膜  (BK14050P) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 還元グラフェン酸化物 ,  光化学 ,  活性 ,  調節 ,  光誘起 ,  親水性 ,  転換 ,  促進