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J-GLOBAL ID：201702268842866981   整理番号：17A0590671

「鋳造要素技術概論」2.鋳鉄の鋳造要素技術概論 自動注湯機

著者 (3件)： 野田善之 (山梨大) ,  西田理 (藤和電気) ,  橋詰政治 (藤和電気)
資料名： 鋳造工学  (Journal of Japan Foundry Engineering Society)
巻： 89  号： 5  ページ： 279-285  発行年： 2017年05月25日 
JST資料番号： G0096A  ISSN： 1342-0429  CODEN： CHKOFY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋳鉄鋳造における自動注湯機はストッパ式注湯機と取鍋傾動式注湯機に大別される。本稿では,日本で普及している取鍋傾動式注湯機を中心に自動注湯機について解説した。1)自動注湯機の設備計画上の基本要求項目:湯口形状(平面,側壁角度,大きさ,容積),湯口の位置,流出溶湯の落下位置補正,取鍋の出湯口,出湯検出の正確性,アクチュエータと流量パターンの考え方,円筒取鍋の傾動角度に対する補正,高精度出湯のための取鍋の管理,2)自動注湯機に対する製品品質上の要求項目:溶湯の温度管理,接種材添加とフェーディング時間管理,試験片採取とトレーサビリティ,3)これからの自動注湯制御(モデルベースト出湯制御):高精度化に寄与する出湯流量制御,出湯プロセスの数理モデル,モデルベースト注湯制御。

シソーラス用語： 鋳鉄 ,  鋳造 ,  *鋳造機 ,  鋳込 ,  *とりべ ,  自動化 ,  設備計画 ,  湯口 ,  設計 ,  位置決め ,  流量 ,  接種剤 ,  自動制御 ,  モデルベース制御 ,  流量制御 ,  数学モデル
準シソーラス用語： *注湯 ,  *要素技術 ,  形状設計 ,  温度管理

分類 (1件)： 炉,鋳造設備  (WC01070I)

引用文献 (4件)：

• 野田善之,伊藤敦,寺嶋一彦,鈴木薪雄,太田和弘,鋳造工学 85,9(2013),574.
• Y. Noda, K. Terashima: Simplified Flow Rate Estimation by Decentralization of Kalman Filters in Automatic Pouring Robot, Proceedings of SICE Annual Conference 2012, (2012), 1465.
• Y. Noda, M. Zeitz, O. Sawodny, K. Terashima: Flow Rate Control Based on Differential Flatness in Automatic Pouring Robot, Proceedings of 2011 IEEE International Conference on Control Applications, (2011), 1468.
• Y. Noda, K. Terashima, M. Suzuki, H. Makino: Weight Control of Pouring Liquid by Automatic Pouring Robot, Preprints of IFAC Workshop on Automation in Mining, Mineral and Metal Processing, 4, 9 (2009), 70.

タイトルに関連する用語 (4件)： 鋳造 ,  要素技術 ,  鋳鉄 ,  注湯機