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J-GLOBAL ID:201702269534451386   整理番号:17A1406700

カフェイン酸をもとにしたミトコンドリア指向性抗酸化物質の開発:細胞とミトコンドリアの酸化ストレスモデルでの概念実証

Development of a Mitochondriotropic Antioxidant Based on Caffeic Acid: Proof of Concept on Cellular and Mitochondrial Oxidative Stress Models
著者 (15件):
資料名:
巻: 60  号: 16  ページ: 7084-7098  発行年: 2017年08月24日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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病的酸化ストレスから生じるミトコンドリアの変質が疾患において重大な役割を果たしていることを示唆する証拠が増加してきている。本研究では,食事性抗酸化物質であるカフェイン酸をもとに,AntiOxCINと名付けたミトコンドリア指向性抗酸化物質を設計し,合成した。AntiOxCINには,ミトコンドリア指向部位としてトリフェニルホスホニウムカチオン部位を導入した。AntiOxCINの抗酸化活性,鉄キレート化特性,物理化学特性および生物学的特性を評価した。AntiOxCINはカフェイン酸よりも効率的にミトコンドリアの脂質過酸化を防止し,ミトコンドリア膜透過性遷移孔の阻害剤として作用した。ミトコンドリア機能に対する毒性とヒトHepG2細胞における細胞毒性および抗酸化活性のデータから,(E)-(6-(3-(3,4,5-トリヒドロキシフェニル)プロパ-2-エナミド)ヘキシル)トリフェニルホスホニウムメタンスルホナート(化合物25)がミトコンドリア酸化ストレス関連疾患を治療し,鉄過剰を伴うミトコンドリアおよび代謝障害の影響を軽減するための薬物開発の有望な候補であると判明した。化合物25はHepG2細胞において細胞内グルタチオンレベルを増加させた。
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分類 (3件):
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  薬物の合成  ,  向精神薬の基礎研究 
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