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J-GLOBAL ID:201702270486241102   整理番号:17A0738022

LHC高輝度アップグレード用超伝導磁石の開発(9)-コイル予備応力を増加させた2mモデル磁石のトレーニング特性

著者 (18件):
資料名:
巻: 94th  ページ: 100  発行年: 2017年05月22日 
JST資料番号: G0564B  ISSN: 0919-5998  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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CERN-LHC加速器の高輝度化アップグレード計画の一環として,KEKではビーム分離用大口径超伝導双極磁石(D1)の研究開発を進めている。この磁石の主な要求仕様は,コイル口径150mm,運転温度1.9K,運転電流12kAで積分磁場35Tm(主双極磁場5.6T)などである。コイルはNb-Ti/Cuラザフォードケーブルを用いた単層構造である。磁石実機は7m長であるが,現在,KEK所内で2m長のモデル磁石開発を行っている。2015-2016年に2mモデル磁石1号機の製作し,冷却・励磁試験を実施したところ,トレーニングクエンチにおいて定格電流の105%を達成したものの,合格条件である108%には到達しなかった。励磁中のコイル予備応力測定から組み立て段階で与えるべきコイル周方向の予備応力が不足していることが確認され,これが不十分なトレーニング特性の原因と考えられた。そこで,1号機を一旦分解し,予備応力を増加させた後,再組み立てを行った。本発表では,このコイル予備応力を増加させた2mモデル磁石のトレーニング特性について報告する。(著者抄録)
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分類 (2件):
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素粒子・核物理実験技術一般  ,  超伝導磁石 

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