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J-GLOBAL ID:201702270613312892   整理番号:17A0958523

“ミニディスペンサー”を土壌表面に施用する交信かく乱法によるケブカアカチャコガネの防除

著者 (1件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 507-511,507(1)  発行年: 2017年08月01日 
JST資料番号: G0617A  ISSN: 0037-4091  CODEN: SHBOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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サトウキビの害虫ケブカアカチャコガネの交信かく乱剤が農薬登録されたが,他の剤と比べ面積当たりの有効成分量,プラスチック使用量が多くコスト高である。そこで有効成分量,プラスチック量を減らすため小型のディスペンサー(ミニディスペンサー)を作成して防除効果を検討した。ケブカアカチャコガネの性フェロモンは2-ブタノール(2B)で,誘引活性は立体異性体の一方のみで認められるが,交信かく乱はラセミ体で認められる。作成したミニディスペンサーは生分解性プラスチックを用い,外形2.2mm,長さ2cm,1個当たり2B16mg封入されている。このミニディスペンサーを800m2当たり2000個,4000個,8000個をサトウキビ株元に処理した。対照としてロープ型ディスペンサーを800m2当たり500mを処理した。ミニディスペンサーの効果は8000個>4000個>2000個であり,4000個でロープ型と同等の効果であった。雄成虫の捕獲数も同程度減少した。4000個処理の2B,プラスチック使用量はロープ型の10%,16%となる。ミニディスペンサーの有効性は確認できたが,対象害虫の市場性の低さや申請に必要なデータ量が多いことから農薬登録に至らなかった。他の害虫への応用を期待する。
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  糖料作物 
物質索引 (1件):
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引用文献 (14件):
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