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J-GLOBAL ID：201702270970464455   整理番号：17A0514425

マイクロジオデータの統合化による建物用途別メッシュ入込人口の推計

著者 (3件)： 有村幹治 (室蘭工業大学 大学院工学研究科くらし環境系領域) ,  鎌田周 (室蘭工業大学 大学院工学研究科環境創生工学系専攻) ,  浅田拓海 (室蘭工業大学 大学院工学研究科くらし環境系領域)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 72  号： 5  ページ： I_515-I_522(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,人の滞在場所が時間帯別に記録された「モバイル空間統計データ」と建物個々の詳細な立地情報が収録された「都市計画基礎調査データ」の2つのマイクロジオデータを統合的に用いることで,都市内の建物用途の変更および再配置や集積が滞在人口に与える影響について分析を行った.まず,各時間帯に帯広市内に滞在する人の居住地を集計した結果,その約20%が十勝圏居住者であることなどがわかった.さらに,1kmメッシュ毎に集計した入込人口を目的変数,メッシュ内の用途別建物棟数・延床面積を説明変数として重回帰分析を行い,平日においては,宿泊施設などがある地区ほど,入込人口が増加することを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 統計データ ,  空間 ,  可動型 ,  *データ ,  基礎研究 ,  都市計画 ,  *地質学 ,  都市空間 ,  変換 ,  構成 ,  配置 ,  配列 ,  集積 ,  北海道 ,  多重回帰分析 ,  統合 ,  利用 ,  建築物 ,  人口 ,  存在性 ,  帯広市
準シソーラス用語： *マイクロジオデータ ,  モバイル空間統計データ ,  建物用途 ,  再配置 ,  重回帰分析 ,  滞在人口 ,  都市計画基礎調査データ ,  用途変更【建物】

著者キーワード (4件)： compact city ,  mobile spatial statistics ,  basic survey of city planning ,  space analysis

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (15件)：

• 1) 厚生労働省:平成26年人口動態統計(確定数)の概況:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/ kakutei14/dl/00_all.pdf,2016.2閲覧
• 2) 有村幹治,猪俣亮平,田村亨:帯広都市圏を対象とした将来居住分布の推定,土木学会論文D3 (土木計画学), Vol. 68, pp.I_375-I_382, 2012.
• 3) 天羽道也,遠藤卓也,有村幹治:帯広都市圏を対象とした住宅の立地動態に関する将来推計,土木学会北海道支部論文報告集,第70号,D-12, CD-ROM, 2014.
• 4) 二川健吾,岩倉成志:三陸地域復興におけるモバイル空間統計の活用可能性,土木学会第69回年次学術講演会,pp.I_375-I_382, CD-ROM, 2014.
• 5) 室井寿明:モバイル空間統計による都市間交通分析の可能性,土木計画学研究委員会ワンデイセミナーシリーズNo. 74報告資料,交通関連ビッグデータの社会への実装研究小委員会,http://www.plan.cv.titech.ac.jp/fukudalab/bigdata0309/files/muroi.pdf,2016.2閲覧

タイトルに関連する用語 (5件)： 統合化 ,  建物 ,  用途 ,  メッシュ ,  人口