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J-GLOBAL ID：201702271841415705   整理番号：17A1149389

信号点配置を最適化した集合分割64APSK符号化変調の性能改善

Performance improvement of Set-Partitioning 64APSK coded modulation optimizing signal constellation points

著者 (5件)： 小泉雄貴 (NHK 放送技研) ,  鈴木陽一 (NHK 放送技研) ,  小島政明 (NHK 放送技研) ,  筋誡久 (NHK 放送技研) ,  田中祥次 (NHK 放送技研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 174(SAT2017 20-39)  ページ： 81-85  発行年： 2017年08月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 衛星伝送の大容量化を目的として,集合分割多値符号化変調の研究を進めている。これまでに64APSK符号化変調を設計し,グレイマッピングを適応した64QAMに対して性能改善を確認している。このとき信号点は4つの同心円上に配置するよう設計条件を設定していた。しかし,伝送路容量の高い効率的な伝送を実現するためには,同心円の数(円周数)を限定せず,さらには円周配置に制限しない自由度の高い信号点配置(非円周配置)が望ましい。本稿では始めに,信号点を配置する円周数をパラメータとした設計手法を示す。次に,IQ平面上へ任意に信号点を配置するような非円周配置の設計手法について述べ,円周数をパラメータとした場合より伝送路容量を拡大可能なことを示す。最後に設計した非円周配置の信号点配置に対して,ビット割当ておよびLDPC符号化率配分の最適化を行い,白色雑音下における伝送性能を計算機シミュレーションにより評価する。(著者抄録)

シソーラス用語： *衛星通信 ,  ASK【信号】 ,  PSK【信号】 ,  *符号化変調 ,  割当問題 ,  *信号点配置 ,  *誤り訂正符号 ,  *比率 ,  *最適化手法 ,  AWGN通信路 ,  伝送特性 ,  誤り率 ,  振幅位相偏移変調 ,  低密度パリティ検査符号
準シソーラス用語： APSK ,  BER【誤り率】 ,  LDPC符号 ,  ビット割当 ,  *符号化率

分類 (3件)： 宇宙通信  (ND08040S) ,  信号理論  (ND02020G) ,  符号理論  (ND02030R)

引用文献 (18件)：

• 鈴木他, ′′LDPC符号を用いた32QAM符号化変調方式の性能改善に関する一検討′′, 2011年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会講演論文集, 1, B-5-21, 2011, p.400
• 鈴木他, ′′LDPC符号を用いた集合分割8PSK符号化変調の性能改善に関する一検討′′, 電子情報通信学会技術研究報告 SAT 衛星通信, vol.112, no.440, SAT2012-55, 2013, p.47-52
• 鈴木他, ′′集合分割法を用いた8PSK符号化変調のLDPC符号化率最適化に関する一検討′′, 電子情報通信学会技術研究報告 SAT 衛星通信, vol.113, no.193, SAT2013-22, 2013, p.7-12
• 鈴木他, ′′LDPC符号とBCH符号の連接符号を適用する集合分割8PSK符号化変調の性能改善′′, 電子情報通信学会論文誌, B, vol.J97-B, no.8, 2014, p.648-659
• 鈴木他, ′′集合分割16QAM符号化変調の符号化率最適化に関する検討′′, 電子情報通信学会技術研究報告 SAT 衛星通信, vol.114, no.449, SAT2014-65, 2015, p.85-90

タイトルに関連する用語 (5件)： 信号点配置 ,  最適化 ,  集合 ,  符号化変調 ,  性能改善