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J-GLOBAL ID:201702272098945899   整理番号:17A0658469

複合鋳造法による蒸気育成炭素繊維強化マグネシウム-カルシウム合金複合材料の作製

Fabrication of Vapor-Grown Carbon Fiber-Reinforced Magnesium-Calcium Alloy Composites by Compo-Casting Process
著者 (8件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 673-678(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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複合鋳造法を用いて,ニッケル被覆した蒸気成長炭素繊維(VGCF)で強化したマグネシウム-カルシウム合金複合材料を製造した。次に,これらの複合材料のミクロ組織および機械的特性を調べた。Mg-5Al-3Ca(AX53)合金は,Mg-5Al合金中に見いだす不規則なβ-Mg17Al12相の代わりに結晶粒界に沿って粗いラメラ(Mg,Al)2Ca相を有する樹枝状ミクロ組織を示した。0.5%Ni被覆VGCF強化AX53合金複合材料では,VGCFはマトリックス中に良好に分散し,ニッケル被覆は金属中に拡散した。Al3Ni化合物は,粒内および粒界の両方に形成した。Mg-5Al合金と比較して,AX53合金の極限引張強さ(UTS)およびひずみ硬化は,破断点まで著しく改善された。さらに,0.5%のVGCFの添加によって複合材料のUTSの増加を全伸びの増加とともに達成したが,このことはより大きなひずみ中のひずみ硬化に主に起因する可能性がある。少量のNi被覆VGCFの結果としてわずかに0.2%の降伏応力を改善した。しかし,1.0%VGCF強化AX53合金複合材料では伸びが低下し,AX53合金のそれと同様の低強度をもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
繊維強化金属  ,  鋳造法,鋳込 

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