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J-GLOBAL ID：201702272265166922   整理番号：17A0402559

腐敗したベーカリー製品から単離した3種のかびの単胞子遅れ時間に及ぼす水分活性と貯蔵温度の効果の定量化【Powered by NICT】

Quantifying the effect of water activity and storage temperature on single spore lag times of three moulds isolated from spoiled bakery products

著者 (7件)： Dagnas Stephane (L’Universite Nantes Angers Le Mans, Oniris, Nantes F-44322 cedex 3, France) ,  Gougouli Maria (Laboratory of Food Microbiology and Hygiene, Department of Food Science and Technology, School of Agriculture, Aristotle University of Thessaloniki, Thessaloniki 54124, Greece) ,  Gougouli Maria (Department of Food Science and Technology, Perrotis College, American Farm School, Thessaloniki 55102, Greece) ,  Onno Bernard (L’Universite Nantes Angers Le Mans, Oniris, Nantes F-44322 cedex 3, France) ,  Koutsoumanis Konstantinos P. (Laboratory of Food Microbiology and Hygiene, Department of Food Science and Technology, School of Agriculture, Aristotle University of Thessaloniki, Thessaloniki 54124, Greece) ,  Membre Jeanne-Marie (UMR1014 SECALIM, INRA, Oniris, 44307 Nantes, France) ,  Membre Jeanne-Marie (L’Universite Nantes Angers Le Mans, Oniris, Nantes F-44322 cedex 3, France)
資料名： International Journal of Food Microbiology  (International Journal of Food Microbiology)
巻： 240  ページ： 75-84  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0434C  ISSN： 0168-1605  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腐敗したベーカリー製品から分離したEurotium repens(Aspergillus pseudoglaucus)及びPenicillium corylophilum株,Aspergillus nigerの単一胞子遅延時間に及ぼす水分活性(a_w)及び貯蔵温度の阻害効果を定量化した。完全要因設計は,各菌株に対して設定した。データはa_wが0.80~0.98のレベルと15から35°Cの温度で収集した。実験は麦芽寒天上で行い,pH5.5であった。増殖が観察された場合,条件当り20個の個々の成長速度を約35日まで記録した。コロニー対時間の半径は,Buchanan一次モデルに適合させた。各実験条件に対して,遅延時間変動が観察されたが,その平均,標準偏差(SD)と5~百分位数により特性化され,正規分布が適合した。環境条件がストレス(例えば貯蔵温度とa_w低い)として,単一胞子遅延時間分布の平均とSDは増加し,より長い遅れ時間とより高い可変性を示した。平均およびSDの関係は単調ではなく線形パターンを示し,同一種に関わらず。次に,二次モデルは三種の主値(最小,最適及び最大温度,成長はもはや観測されない最小水分活性)を推定するために配置した。それは生データ解析に基づいて観察を確認するために可能にした:温度の影響に関して,A.niger挙動を27.1°C(1.4°C)と25.2°C(1.2°C)の代わりにE.repens,P.corylophilum:T_opt37.4°C(標準偏差1.4°C)からの有意差であった。a_w効果に関し,三鋳型種から,E.repensは最低a_w(0.74(0.02)と推定aw_min)で増殖する種であった。最後に,単一胞子で得られた結果は,個体群レベル(Dagnas.,2014)で行った以前の研究からの知見と比較した。短い遅延時間(≦5days)では,単胞子遅延時間分布の個体群の遅延時間(約1スポットに接種した2000胞子)と平均(と5~百分位数)との間の差はなかった。対照的に,遅れ時間が長かったときに,すなわちよりストレスの多い条件の下で,個体及び個体群遅延時間(単胞子遅延時間分布の5~百分位より短い集団遅延時間)の間の不一致は,確率過程を確認した。最後に,単一胞子により評価した温度主値は個体群レベルで得られたものと類似していることが分かり,種に関係なくした。これらすべての知見は,優れたモールド胞子遅延時間変動を記述するために,ベーカリー製品のシェルフライフをより正確に予測するのに使用される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： キャラクタリゼーション ,  線形性 ,  Penicillium ,  個体群 ,  正規分布 ,  寒天 ,  *水分活性 ,  標準偏差 ,  成長速度 ,  データ解析 ,  *胞子 ,  シェルフライフ ,  Aspergillus niger
準シソーラス用語： 黒色麹菌 ,  時間分布 ,  *遅延時間 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 個々の遅れ時間 ,  単胞子 ,  生物学的変動 ,  予測微生物学

分類 (2件)： 分化,増殖,成長,生殖  (EG03055B) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 腐敗 ,  ベーカリー製品 ,  単離 ,  かび ,  遅れ時間 ,  水分活性 ,  貯蔵温度 ,  定量化