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J-GLOBAL ID：201702272454659836   整理番号：17A1362842

フローインジェクション分析によるクロムの酸化状態のスペシエーション分析

Speciation Analysis of Chromium Oxidation States by Flow Injection Analysis

著者 (4件)： OHIRA Shin-ichi (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  NUGRAHA Willy Cahya (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  NUGRAHA Willy Cahya (Indonesian Inst. Sci., Bandung, IDN) ,  TODA Kei (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN)
資料名： Journal of Flow Injection Analysis  (Journal of Flow Injection Analysis)
巻： 34  号： 1  ページ： 5-10  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： X0447A  ISSN： 0911-775X  CODEN： JFIAEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大量のクロミウム(Cr)が世界的に製造プロセスで用いられている。環境中では,CrはCr(III)やCr(VI)として見出されている。化学的,物理的な特性に関連するこれらの化学種間の違いは大きい。例えば,Cr(VI)には,強い酸化力や細胞膜透過性のために,発がん性が知られている。一方で,Cr(III)は,必須元素であり,また耐糖因子中で見出されている。Crの検出法は,広く検討されている。有用な多くの方法の中で,フローインジェクション分析(FIA)は簡易,迅速,正確な手法である。この総説では,クロムの化学種分析のためのフローインジェクション法を取り上げている。クロム化学種分析に用いられている主な検出法は固相抽出,電気透析分離及びCr(III)からCr(VI)までの酸化を複合的に組み合わせたジフェニルカルバジドとの選択的な反応が用いられている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： クロム ,  *フローインジェクション分析 ,  *状態 ,  *固相抽出 ,  *電気透析 ,  *スペシエーション ,  *クロム化合物 ,  分光光度定量 ,  芳香族化合物 ,  ウレア化合物 ,  多窒素化合物
準シソーラス用語： *酸化状態

分類 (1件)： 無機化合物の各種分析  (CC08024Y)

物質索引 (1件)： ジフェニルカルバジド

引用文献 (61件)：

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• J. Johnson, L. Schewel, T.E. Graedel, Environ. Sci. Technol. 40, 7060 (2006).
• K.L. Kamerud, K.A. Hobbie, K.A., J. Agric. Food Chem. 61, 9495 (2013).
• F.A. Cotton, G. Wilkinson, Advanced inorganic chemistry, 5th ed., Wiley: New York, 1988.
• A. Zhitkovich, Chem. Res. Toxicol. 24, 1617 (2011).

タイトルに関連する用語 (4件)： フローインジェクション分析 ,  クロム ,  酸化状態 ,  スペシエーション分析