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J-GLOBAL ID：201702273018915089   整理番号：17A0330672

-頭部伝達関数とその応用-マイクロホンアレイと頭部伝達関数に基づくバイノーラル信号収音再生法の設計理論

著者 (4件)： SALVADOR Cesar D. (東北大 電通研) ,  坂本修一 (東北大 電通研) ,  TREVINO Jorge (東北大 電通研) ,  鈴木陽一 (東北大 電通研)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 73  号： 3  ページ： 189-196  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイノーラル信号収音再生法は,録音した信号をその場にいる聴取者の両耳に生成される音圧信号として再生する方法である。本稿ではマイクロホンアレイ収音信号と個々の聴取者の頭部伝達関数(HRTF)の連成により両耳信号を再現する新しいバイノーラル信号収音再生法について解説する。具体的には三次元聴覚ディスプレイとバイノーラル信号収音再生法,HRTFデータセットとマイクロホンアレイを用いたバイノーラル信号収音再生,球状マイクロホンアレイを用いたバイノーラル信号収音再生,バイノーラル信号収音再生法実装例にわたって述べる。

シソーラス用語： *伝達関数 ,  *音響アレイ ,  理論 ,  収音 ,  信号再生 ,  録音 ,  ステレオ音響 ,  音像定位 ,  オーディオ機器
準シソーラス用語： *頭部伝達関数 ,  *マイクロホンアレイ ,  *バイノーラル信号収音再生法 ,  設計理論 ,  *バイノーラル録音 ,  立体音響 ,  *バイノーラル音響 ,  聴覚ディスプレイ

分類 (1件)： オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (38件)：

• C. D. Salvador, S. Sakamoto, J. Trevilio and Y. Suzuki,“Design theory for binaural synthesis: Combining microphone array recordings and head-related transfer function datasets,” Acoust. Sci. & Tech., 38, 51-62 (2017).
• M. Morimoto and Y. Ando, “On the simulation of sound localization,” J. Acoust. Soc. Jpn. (E), 1, 167-174 (1980).
• H. Wallach, “On sound localization,” J. Acoust. Soc. Am., 10, 270-274 (1939).
• 川浦淳一,鈴木陽一,浅野 太,曽根敏夫,“頭部伝達関数の模擬によるヘッドホン再生音像の定位,”音響学会誌,45,756-766(1989).
• Y. Iwaya, Y. Suzuki and D. Kimura, “Effects of head movement on front-back error in sound localization,” Acoust. Sci. & Tech., 24, 322-324 (2003).

タイトルに関連する用語 (5件)： 頭部伝達関数 ,  応用 ,  マイクロホンアレイ ,  収音 ,  設計理論