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J-GLOBAL ID：201702273562113737   整理番号：17A0748589

乳酸の分離と発酵ブロスから塩イオンの回収【Powered by NICT】

Separation of lactic acid and recovery of salt-ions from fermentation broth

著者 (4件)： Pleissner Daniel (Department of Bioengineering, Leibniz Institute for Agricultural Engineering Potsdam-Bornim, Max-Eyth-Allee 100, 14469, Potsdam, Germany) ,  Schneider Roland (Department of Bioengineering, Leibniz Institute for Agricultural Engineering Potsdam-Bornim, Max-Eyth-Allee 100, 14469, Potsdam, Germany) ,  Venus Joachim (Department of Bioengineering, Leibniz Institute for Agricultural Engineering Potsdam-Bornim, Max-Eyth-Allee 100, 14469, Potsdam, Germany) ,  Koch Timo (Pfeifer and Langen GmbH and Co. KG, Werk Elsdorf, Germany)
資料名： Journal of Chemical Technology and Biotechnology  (Journal of Chemical Technology and Biotechnology)
巻： 92  号： 3  ページ： 504-511  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0264A  ISSN： 0268-2575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:発酵乳酸(LA)産生と下流処理を添加剤として,それぞれ,塩基及び酸の量の添加を必要とする。本研究では,溶離液として水またはH_2SO_4を用いた添加剤によって導入された無機塩イオンから乳酸を分離するためのアンバーライト樹脂FPA53とCR5550を試験した。さらに,酸および塩基添加剤のリサイクルを研究した。【結果】FPA53と12.5mmol・L 1~( 1)を用いたH_2SO_4,LAのほぼ完全な分離及び塩イオンを達成した。LAの収率は90%以上であり,これは最先端の方法と同程度であった。塩イオンは単極電気透析により濃縮し,濃縮物は,バイポーラ電気透析による1.1mol L~( 1)のNaOHおよび0.8mol/L~( 1)HClに変換した。NaOH溶液は,5.3モルL~( 1)に濃縮し,発酵に用いた。0.8g/gショ糖の得られたLA収率は参照発酵と高度に同等であった。さらに,HClの再利用は,下流処理に負の影響を与えないことを示した。【結論】本研究は,塩イオンとLAを分離するために,添加物として回収された塩イオンを再利用する方法提示した。結果はポリ(LA)生産に使用される純粋なLA定式化の副産物自由調製のためのプロセスの開発に寄与すると期待される。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 定式化 ,  *発酵 ,  電気透析 ,  添加剤 ,  塩酸 ,  *発酵液 ,  溶離液 ,  再利用 ,  *イオン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸

著者キーワード (6件)： Bacillus coagulans ,  乳酸発酵 ,  下流処理 ,  塩基と酸の回収 ,  イオン交換クロマトグラフィー ,  透析

分類 (2件)： 吸着剤  (YB03000W) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

物質索引 (1件)： 乳酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 乳酸 ,  発酵ブロス ,  塩 ,  イオン