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J-GLOBAL ID：201702273989076471   整理番号：17A1231277

高付加価値セラミックス造形技術 微粒子ペーストを用いた造形と溶射

著者 (1件)： 桐原聡秀 (Osaka Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 52  号： 10  ページ： 696-699  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,微粒子を分散した樹脂ペーストを用いる造形・溶射プロセスに関して紹介した。セラミック造形では,光造形装置のステージ上に微粒子ペーストを平滑塗布し,紫外線レーザ照射により2次元断面を形成。これを繰り返し積み重ね,複雑形状の3次元構造を作製する。セラミック溶射では,微粒子ペーストに圧搾ガスを吹き付けてマイクロミスト化しつつ高圧噴霧する。また以下の事例を紹介した。1)誘電体セラミック製のマイクロ構造を造形し,遠赤外領域の電磁波であるテラヘルツ波を制御するデバイスの作製。2)バイオセラミックスを用いた造形プロセスによる人工骨インプラントの開発。3)酸化ジルコニウム等固体電解質の造形によるポーラス電極部材の作製。4)アルミナ微粒子をペースト化しガスフレームへ導入し緻密皮膜を形成した事例。

シソーラス用語： 微粒子 ,  ペースト ,  分散系 ,  *付加製造 ,  *溶射 ,  紫外線 ,  *レーザ照射 ,  積層構造 ,  ミスト ,  噴霧 ,  高圧 ,  誘電体 ,  テラヘルツ波 ,  バイオセラミック ,  人工骨 ,  人工移植物 ,  酸化ジルコニウム ,  固体電解質 ,  電極材料 ,  多孔性 ,  アルミナ ,  遠赤外線 ,  融解高分子

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (25件)：

• 丸谷洋二,“光造形法-レーザーによる三次元プロッター”,日刊工業新聞社(1990).
• Y. Marutani and T. Kamitani, J. Photopolymer Science and Technology, 10, 187 (1997).
• C. Sun and X. Zhang, Sensors and Actuators, 101, 364 (2002).
• J. Lee, I. Lee and D. Cho, Microelectric Eng., 83, 1253 (2006).
• S. Kirihara, M. Takeda, K. Sakoda and Y. Miyamoto, Solid State Commun., 124, 135 (2002).

タイトルに関連する用語 (6件)： 高付加価値 ,  セラミックス ,  造形 ,  微粒子 ,  ペースト ,  溶射