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J-GLOBAL ID:201702274529093179   整理番号:17A0128357

塩ストレスの下の塩生植物Suaeda salsaの成長および花芽形成に及ぼすカルシウムと日長の影響

Effects of calcium and day-length on growth and flower bud formation in halophyte Suaeda salsa under salt stress
著者 (5件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 57-65  発行年: 2016年12月25日 
JST資料番号: Y0118A  ISSN: 0918-5623  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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塩性植物Suaeda salsaを塩ストレス下に添加CaCl2濃度の,0,2,5,10,15,20mMで明期/暗期=12h/12h,13h/11h,14h/10hで成長させた。CaCl2の添加なしにS.salsaの乾燥重量(DW)を250~300mMのNaClで刺激した。500mMのNaClだけの処理では,250~300mMのNaClで処理した植物よりもDWが小さかった。しかしDWは,500mMのNaClだけの処理に比べて,15mMのCaCl2処理により向上した。この結果は,15mMのCaCl2が500mMのNaClでのS.salsaの成長を改善することを示し,S.salsaは,500mMのNaClのような高塩濃度条件下でも適当なカルシウムの添加により充分成長できることを示した。また花芽は12h/12h,13h/11hの日長で見られたが,14h/10hでは確認されなかった。開花は明期が長くなるに伴い遅くなる傾向を示した。一方NaClによる極端な開花遅延は見られなかった。また,開花が確認された固体の花粉稔性率はすべて90%を超えていた。これらの結果は,S.salsaが高塩条件下でも開花を遅延させることなく生育することができることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (28件):

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