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J-GLOBAL ID:201702274932153724   整理番号:17A0691876

植物由来根圏化学シグナルとしてのストリゴラクトンに関する生物有機化学的研究

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1-8  発行年: 2017年05月31日 
JST資料番号: Z0892B  ISSN: 1346-5406  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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著者らはアーバスキュラー菌根菌(AM菌)の菌糸分岐誘導物質の探索において活性を示したことから,ストリゴラクトン(SL)をAM共生におけるシグナル物質として同定した。SLはその構造から,典型的SLと非典型的SLに分けられ,非典型型SLには三環性母核構造が無いCL型SLがある。著者らはCLがP450酵素で四環性SLに変換される間のどの段階で,シグナルとして機能するのかを研究した。CLの変換段階のいくつかの化合物の,菌糸分岐活性を検証した結果,19位の酸化がCLの菌糸分岐活性を促進し,CLAは四環性SLと同程度の活性を示した。CLAについてトウモロコシ,セイタカアワダチソウ,ヒマワリで存在を確認した結果,これらの植物における存在が明らかとなり,AM共生におけるシグナルとしての作用が示唆された。しかし,AM菌におけるSL受容体の探索はこれからの課題である。
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分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  植物の生化学 
引用文献 (48件):

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