文献

J-GLOBAL ID：201702275511245582   整理番号：17A0916328

炭素繊維強化樹脂複合材料(CFRP)の用途展開の現状と将来動向

著者 (1件)： 京野哲幸 (東レ)
資料名： 繊維機械学会誌  (月刊せんい)
巻： 70  号： 7  ページ： 455-464  発行年： 2017年07月25日 
JST資料番号： F0200A  ISSN： 0371-0580  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,PAN系炭化水素を強化繊維として用いた炭素繊維強化樹脂複合材料(CFRP)の用途展開の現状と将来動向を紹介した。1970年初頭に我が国で炭素繊維が工業化されて以来,先人の努力が実って,CFRPの需要が拡大基調にあり,今後の大きな伸びが期待される。そのためには,素材メーカーによる材料のコスト/性能改善努力だけではなく,サプライチェーン全体にわたって,鉄やアルミの分野ではすでに成熟の域に達している設計技術,部材成形・加工技術,機械加工技術,接合技術,組立技術,非破壊検査技術,性能評価技術,および,それらの設備・装置・機器の開発,人材育成が同時進行的に推進されることが非常に重要である。

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  需要動向 ,  流行 ,  用途開発 ,  炭素繊維 ,  強度 ,  弾性係数 ,  エポキシ樹脂 ,  自動車 ,  スポーツ娯楽用品 ,  ポリアクリロニトリル
準シソーラス用語： *CFRP ,  将来動向 ,  弾性率

分類 (1件)： 用途開発  (YM01080Z)

引用文献 (10件)：

• 京野哲幸「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の現状と今後の展開」,SOKEIZAI,Vol55(2014), No.9,pp.16-22
• 京野哲幸「PAN系炭素繊維複合材料の現状将来」 工業材料,Vol.64(2016),No.8,pp.25-30
• 荒井豊「ピッチ系炭素繊維の現状と将来」,工業材料,Vol.64(2016),No.8,pp.31-34
• 影山和郎「革新炭素繊維基盤技術開発の挑戦」第 29回炭素繊維協会複合材料セミナー要旨集,2016,pp.31-37
• 本間雅登,石橋壮一,本田史郎,石川修司,京野哲幸「新規複合化技術による高性能FRPの開発と工業化」高分子学会予稿集55(1),2006,pp.61-63

タイトルに関連する用語 (7件)： 炭素繊維強化樹脂 ,  複合材料 ,  CFRP ,  用途 ,  展開 ,  現状 ,  将来動向