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J-GLOBAL ID:201702276826016974   整理番号:17A0794167

SKD61の焼入れにおける高温域の冷却速度が炭化物分布と破壊挙動におよぼす影響

Influence of Cooling Rate at High-Temperature Region of Quenched SKD61 on Carbide Distribution and Fracture Behavior
著者 (2件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 45-50  発行年: 2017年06月16日 
JST資料番号: F0098A  ISSN: 0011-8389  CODEN: DESEAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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SKD61の大きなダイカスト金型は,熱疲労亀裂の溶接補修を2000~5000ショットごとに受けながら,予め設定されたショット数を鋳造して計画寿命となる。そのためには発生時期の予測と溶接補修による延命が困難な「水冷孔から金型表面への亀裂貫通」の回避が必須である。本研究では,SKD61の1030°C焼入れにおける高温域の冷却が炭化物形態と焼戻し後の破壊挙動に及ぼす影響を調査した。その結果,1)1030°Cから800°Cまでの冷却速度Xが小さくなると,γからCが排出され,Ms点が上昇しマルテンサイト硬さは低下した。2)焼入れ冷却中におけるγからのC排出は,CCTやDSCでは判定できなかった。ここでは,γからC排出が始まる温度TCPをマルテンサイト硬さの低下によって判定した。3)500~2000kgの大きなダイカスト金型を高温域緩冷しても,従来の急速焼入れより型寿命が短くなる危険性は低く,焼入れにおいては金型の変形軽減に有効な高温域緩冷を推奨した。などの知見を得た。
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分類 (3件):
分類
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鋳型材料,造型  ,  組織的硬化現象  ,  機械的性質 
引用文献 (8件):
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