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J-GLOBAL ID：201702277214632983   整理番号：17A1405630

鉄道建築物における杭基礎の現状と最近の開発事例 3.線路上空建築物の群杭適用に関する研究開発

著者 (2件)： 清水克将 (鉄道総合技術研) ,  山田聖治 (鉄道総合技術研)
資料名： 鉄道建築ニュース  (Railway Architecture News)
号： 815  ページ： 16-20  発行年： 2017年10月10日 
JST資料番号： G0045A  ISSN： 0911-3754  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 線路上空建築物の基礎杭には,既存設備に支障のないように,施工高さの低い場所打ちコンクリート杭を採用することが多い。しかし,線路上空空間の高度利用により,大口径化して施工スペースの確保が困難等の制約があった。本稿では,線路上空建築物にI柱-複数杭構造を適用するため,模型地盤および実地盤における小口径羽付き鋼管杭の偶力載荷試験を行い,偶力作用下での群杭効果を確認した。また,I柱-複数杭形式接合部を想定した正負交番実験を行い,I柱-複数杭構造の力学挙動を確認した。以上を基に既往の線路上空建築物の構造設計指針の中で鋼管群杭を適用する場合の設計手法(案)を適用した。

シソーラス用語： *建築物 ,  杭基礎 ,  *群杭 ,  地盤 ,  鋼管杭 ,  力 ,  載荷試験 ,  端部 ,  接合部 ,  性能試験 ,  効果 ,  繰返し試験
準シソーラス用語： 偶力 ,  偶力載荷試験 ,  *群杭効果 ,  杭先端 ,  杭頭接合部 ,  正負交番載荷試験 ,  *線路上空建築物 ,  模型地盤

分類 (2件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W) ,  工場,発電所,運輸・倉庫建築  (RB05060R)

引用文献 (7件)：

• 清水他:鋼管群杭を用いた線路上空建築物の設計手法、鉄道総研報告、Vol.28、No.8、2014.8
• 地盤工学会編:地盤工学会基準「杭の鉛直載荷試験方法・同解説」-第1回改訂版-、地盤工学会、2002
• 国土交通省鉄道局監修、鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物等設計標準・同解説 (基礎構造物)、2012
• 日本建築学会:鋼構造接合部設計指針、2012
• 日本建築学会:建築基礎構造設計指針、2001

タイトルに関連する用語 (8件)： 鉄道 ,  建築物 ,  杭基礎 ,  現状 ,  開発 ,  線路上空建築物 ,  群杭 ,  研究