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J-GLOBAL ID：201702277590571418   整理番号：17A1221119

パワーエレクトロニクス用100W高効率圧電変圧器の構造

Structure of 100 W high-efficiency piezoelectric transformer for applications in power electronics

著者 (4件)： SUZUKI Kohei (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  ADACHI Kazunari (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  SHIBAMATA Yuki (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  SUZUKI Tsunehisa (Yamagata Res. Inst. of Technol., Yamagata, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 55  号： 8  ページ： 086702.1-086702.10  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二つの同一ボルト締めLangevin型変換器(BLT)と,高出力電子機器へのその応用のためのステップホーンとを備えた圧電変圧器を提案した。変圧器は両端がBLTに接続されたホーンの断面積比により決まる所定の昇圧電圧変換率を機械共振周波数近傍の駆動周波数で実現できる。有限要素解析により予測した結果を実験により得た。数値的に推定した値からの共振周波数と駆動周波数の偏差は,それぞれ0.86%と0.80%であった。駆動周波数における最大効率は99.2%で,100Vrmsの入力電圧で最大出力100Wが得られた。それにもかかわらず,高電圧動作で「跳躍と落下」現象に起因する変圧器の不安定な動作を観察した。数値解析では,機械共振周波数で低出力インピーダンスの電圧源によってトランスが駆動される場合にのみ生じる,圧電素子の局所電界集中によって不安定性が引き起こされる可能性があることが示唆された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *パワーエレクトロニクス ,  *変圧器 ,  電気変換 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  共振周波数 ,  *電力変換 ,  効率 ,  有限要素解析
準シソーラス用語： 圧電トランス ,  *圧電変圧器 ,  電圧変換 ,  電力変換効率

分類 (1件)： 変圧器  (NB08020Q)

引用文献 (29件)：

• C. A. Rosen, Ph.D. Thesis, Syracuse University, NY (1956).
• C. A. Rosen, Proc Electronic Component Symp., 1957, p. 205.
• W. P. Mason and R. F. Wick, Proc. IRE 42, 1606 (1954).
• H. W. Katz, Solid State Magnetic and Dielectric Devices (Wiley, New York, 1959) p. 171
• P. A. Van Berkum, J. C. Sinclair, and K. Raney, IRE Trans. Broadcast Telev. Receivers BTR-8, 22 (1962)

タイトルに関連する用語 (3件)： パワーエレクトロニクス ,  高効率 ,  圧電変圧器