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J-GLOBAL ID：201702278188438841   整理番号：17A0137898

PINOKY:ぬいぐるみに動きを付与するデバイス

PINOKY: A Ring That Animates Plush Toys

著者 (8件)： 杉浦裕太 (慶応大) ,  LEE Calista (慶応大) ,  尾形正泰 (産業技術総合研) ,  WITHANA Anusha (Singapore Univ. Technol. and Design (SUTD), Singapore) ,  坂本大介 (東大) ,  牧野泰才 (東大) ,  五十嵐健夫 (東大) ,  稲見昌彦 (東大)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(Web)
巻： 57  号： 12  ページ： 2542-2553 (WEB ONLY)  発行年： 2016年12月15日 
JST資料番号： U0452A  ISSN： 1882-7764  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,PINOKY(ピノキー)と呼ばれる一般的なぬいぐるみの手足,尻尾などの部位を動かすことができるデバイスを開発した。デバイスはリング型で,アクセサリ感覚でぬいぐるみに取り付けることができる。本デバイスは,モータによってぬいぐるみの表面の布を外側から引っ張ることで,屈曲を実現する。従来手法は,ぬいぐるみの内部に機構を埋め込み駆動させることが一般的であった。本提案では,ぬいぐるみを切り裂くなどの加工を加えることなく,ロボット化することが可能である。本デバイスを一般のユーザに利用してもらい,容易に扱えることを確認した。またユーザが所有しているぬいぐるみに装着したときの経験を抽出した。さらに,実験結果をもとにPINOKYの応用を検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ロボット ,  *動作 ,  入出力装置 ,  付属物 ,  据付 ,  サーボモータ ,  改変 ,  相互作用 ,  *ユーザインタフェイス ,  ユビキタスコンピューティング ,  *ぬいぐるみロボット ,  ウェアラブルデバイス ,  ロボット化 ,  *タンジブルユーザインタフェイス ,  *身体動作
準シソーラス用語： *身体の動き ,  アクセサリ ,  取付 ,  インタラクティブ

分類 (2件)： ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (29件)：

• Breazeal, C., Kidd, C., Thomaz, A.L., Hoffman, G. and Berlin, M.: Effects of Nonverbal Communication on Efficiency and Robustness in Human-Robot Teamwork, Proc. IROS ’05, pp.708-713, IEEE (2005).
• Camp Quality, available from <http://www.campquality. org.au/>.
• Furby (1998), available from <http://www.furby.com>.
• Furukawa, M., Uema, Y., Sugimoto, M. and Inami, M.: Fur interface with bristling effect induced by vibration, Proc. AH ’10, Article 17, p.6, ACM (2010).
• Ghan, J., Steger, R. and Kazerooni, H.: Control and system identification for the Berkeley lower extremity exoskeleton (BLEEX), Advanced Robotics, Vol.20, No.9, pp.989-1014 (2006).

タイトルに関連する用語 (2件)： ぬいぐるみ ,  動き