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J-GLOBAL ID:201702279726775233   整理番号:17A1478455

大地震時における消火栓の利用可能性に関するシミュレーション分析

AVAILABILITY OF HYDRANTS AFTER A LARGE EARTHQUAKE: SIMULATION ANALYSIS ON WATER OUTAGE, FIRE-SPREADING, AND FIREFIGHTING
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号: 739  ページ: 2185-2195(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大地震時における消火栓の利用可能性を検討するためシミュレーション分析を行った。配水管ネットワーク上での個々の消火栓の断水状況を推定するモデルを構築し,市街地被害シミュレーションモデルと消防隊行動シミュレーションモデルと統合,消火栓利用が消失棟数へ及ぼす影響や効果を定量化した。その結果,1)断水シミュレーションに基づくと,液状化被害が予想される東京都東部や南部,浄水場から遠い東京都南西部で断水率が高くなることが判明した。2)配水管の耐震化により,断水が発生しない場合には,消失棟数を「約400棟」低減できる管轄が存在した。断水率50%以下の管轄では「100棟」以上消失棟数を低減できる可能性がある。都心部等については,防火水槽等の消防水利が効率よく配置されていることも判明した。3)東京都が導入を進めている水圧測定機器の設置が完了し,断水状況が予め遠隔地から把握できる場合には,ほぼ全ての管轄で消失棟数を低減できる可能性がある。
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分類 (2件):
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都市問題,都市防災  ,  電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備 
引用文献 (29件):
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