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J-GLOBAL ID:201702279889692864   整理番号:17A0464628

金属ガラスにおける熱的再生

Thermal rejuvenation in metallic glasses
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号: Feb  ページ: 152-162 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7009A  ISSN: 1878-5514  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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熱処理(すなわち,回復焼なまし)による金属ガラスの構造的再生は,様々な合金組成について実験的かつ理論的に研究された。熱的再生後,ポテンシャルエネルギーの増加,密度の減少,局所構造の変化,機械的軟化が観察された。焼なまし温度,Ta/Tg′に関連する2つのパラメータおよび回復焼なましプロセス中の冷却速度に関連するもう一つのパラメータVc/Vi′を再生現象の評価のために提案した。これらの二つのパラメータを使用して再生マップを作成した。金属ガラスの熱履歴は局所構造の変化に伴って1.2Tgを超えてリセットされるため,焼なまし中にTa/Tg≧1.2の条件が満たされることが不可欠であった。ガラス構造は,この温度範囲内の正二十面体短距離秩序の分解により,より不規則な状態に変化した。したがって,その後の急冷速度に応じて新しいガラス構造(再生)が生成されるた。焼なましが低温(Ta/Tg~1.07)で行われ,続いて急冷される場合,Zr55Al10Ni5Cu30バルク金属ガラスにおいても部分的な再生が起きた。この現象はおそらく,弱く結合した(緩く詰まった)領域での不規則化に起因する。この研究は,ガラス構造の制御によって金属ガラスの機械的特性を改善するための新規なアプローチを提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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非晶質金属の構造  ,  熱処理技術 
タイトルに関連する用語 (1件):
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