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J-GLOBAL ID：201702282173777293   整理番号：17A0186150

環境・エネルギーに関わるセラミックスの界面設計 金属/酸化物ヘテロ接合からなる中温作動燃料電池の分極挙動

著者 (3件)： 青木芳尚 (Hokkaido Univ.) ,  青木芳尚 (JST-Presto) ,  幅崎浩樹 (Hokkaido Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 52  号： 2  ページ： 82-86  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伊藤らは,新構造のプロトンセラミックス型燃料電池,通称水素膜燃料電池(HMFC)を提案し,非常に高い発電性能を報告した。この燃料電池は一種のプロトン伝導性セラミックス(PCFC)であるが,多孔質サーメットアノードに代わり,Pd等の水素透過合金箔を固体アノード基板に用いている。この構造的特徴のため,PCFCとHMFCではアノード反応機構が大きく異なる。本稿では,HMFCの電極界面での分極挙動について,電気インピーダンス法を用いた解析を中心に紹介した。1)HMFCの分極挙動,2)Pd/BCY(BaCe_0.8Y_0.2O_δ-3ヘテロ接合から成るHMFCの作製,3)HMFCの出力特性,4)界面分極挙動の解析,5)PCFCとの比較。

シソーラス用語： *燃料電池 ,  プロトン伝導 ,  選択透過膜 ,  水素 ,  電極材料 ,  アノード ,  ヘテロ接合 ,  パラジウム ,  セリウム化合物 ,  酸素酸塩 ,  バリウム化合物 ,  イットリウム化合物 ,  電気化学インピーダンス ,  電気化学的分極 ,  電池容量 ,  *電気化学反応 ,  *膜電極 ,  複合膜 ,  中温燃料電池 ,  水素透過膜 ,  セリウム酸塩 ,  アノード反応 ,  膜電極接合体
準シソーラス用語： *発電性能 ,  薄膜電極

分類 (3件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (21件)：

• K. D. Kreuer, Annu. Rev. Mater. Res., 33, 333 (2003).
• H. Iwahara, Solid State Ionics, 9, 86-88 (1996).
• C. Duan, J. Tong, M. Shang, S. Nikodemski, M. Sanders, S. Ricote, A. Almonsoori and R. O'Hayre, Science, 349, 1325 (2015).
• L. Yang, C. Zuo, S. Wang, Z. Cheng and M. Liu, Adv. Mater., 20, 3280 (2008).
• J. Kim, S. Sengodan, G. Kwon, D. Ding, J. Shin, M. Liu and G. Kim, ChemSusChem, 7, 2811 (2014).

タイトルに関連する用語 (10件)： 環境 ,  エネルギー ,  セラミックス ,  界面 ,  設計 ,  酸化物 ,  ヘテロ接合 ,  中温作動燃料電池 ,  分極 ,  挙動