抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,無脂肪ヨーグルトの物理化学的,テクスチャー的及び官能的性質の変化は乳蛋白質を強化したカゼインナトリウム(Na CN),カゼインカルシウム(Ca CN)及び乳蛋白質濃縮物(MPC)を調べた。乳蛋白質を添加した無脂肪ヨーグルトの富化は,pH,滴定酸度,ホエー分離,保水能(WHC),蛋白質含量と色値だけでなく,硬さ,粘着性および均一性のようなテクスチャー属性(P<0.01)に顕著な影響を持っていた。は乳蛋白質の添加は,WHCと減少したホエー分離を増加させていることが分かった。ヨーグルト製造工程における乳蛋白質を用いた硬いカゼイン粒子と大きな凝集体のよりコンパクトな構造からなるに沿った粘着性及び弾性値改良された組織特性を同様に上昇させる硬度の増加を引き起こした。また色パラメータ(L*,a*,b*,ΔE,h,及びC*),蛋白質添加による影響を受けた。乳蛋白質を富化した試料の味は対照ヨーグルトよりも評価されている。これらの知見は,乳蛋白質添加物を設定型無脂肪ヨーグルトのテクスチャ特性を改善するのに有益な役割を果たすことができ,機能性乳製品を開発するために使用できることを確認した。実用応用:ヨーグルトはヒトの食事で人気のある発酵乳製品,それらの高い栄養価とその魅力的な官能的およびテクスチャ特性に起因していた。ヨーグルトのテクスチャー特性はヨーグルトの官能的及び受容性に及ぼす重要なパラメータであることが知られている。しかし,低脂肪および無脂肪ヨーグルトにおける脂肪及び全固形分含量の減少は,弱い集合組織,貧弱な官能特性を示した。本研究の目的は,無脂肪ヨーグルトの物理化学的,テクスチャー的及び官能的性質に及ぼす乳蛋白質を用いての影響を探索することであった。結果は乳蛋白質は構造構築特性と構造的性質を改善した蛋白質マトリックスの密度の増加を引き起こすことを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】