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J-GLOBAL ID：201702283433321012   整理番号：17A1478706

グローバル市場とファッション衣料の設計

Comment on Global Market and Fashion Clothing Design

著者 (2件)： 大谷毅 (信州大学) ,  高寺政行 (信州大学)
資料名： 日本感性工学会論文誌(Web)
巻： 15  号： 5  ページ： 603-607(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0400A  ISSN： 1884-5258  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 設計者は衣料という媒体に,設計者の提案を固定し,着用者(着用予定者)に提示する。このとき,設計者の提案が仮説で,着用者はこれを買い求めたとき,この仮説はとりあえず,立証されたことになる。日本のファッション衣料に関する設計論は,衣料品の「一次性質」の範囲で議論されてきた。国際プレゼンスの乏しさはの原因は,「一次性質」でなく「二次性質」にあるが,分析が困難なため,工学的設計論にはなじまないため,「着用者の行動空間」という概念を導入した。ここにか,評価システムが存在するため,これにビジネスの側面を追加し,衣料品の「二次性質」の分析が可能になることを提示した。

シソーラス用語： *ファッション ,  *設計 ,  事業 ,  市場分析 ,  *市場 ,  日本
準シソーラス用語： *グローバル市場 ,  *ファション設計 ,  *ファッションデザイン ,  ファッションビジネス

著者キーワード (5件)： Primary qualities ,  Secondary qualities ,  Clothing science ,  Fashion engineering ,  Action space

分類 (2件)： 関連産業  (YM01060D) ,  マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (7件)：

• [1] 大谷毅,KIM KyoungOk,高橋正人,乾滋,森川英明,高寺政行:日本のファッション事業と国際プレゼンス-ファッション工学を標榜する-,日本感性工学会論文誌,13(5),pp.629-668,2014.http://doi.org/10.5057/jjske.13.629.
• [2] Eugénie Lemoine-Luccioni: La Robe: essai psychanalytique sur le vêtement, éditions du Seuil, 1983,鷲田清一,柏木治 訳,『衣服の精神分析』,産業図書,1993.
• [3] 長坂一郎:ファッションデザイナーにとって工学的設計論が意味するもの,日本感性工学会論文誌,15(5),早期公開準備中.
• [4] 乘立雄輝:イノベーションの科学へ向けて-人工物の存在論とアブダクション-,日本感性工学会論文誌,15(5),早期公開準備中.
• [5] 柳田佳子:ジャケットの嗜好性に関する日本とイタリア比較-着用者から分析するデザイン要素-,日本感性工学会論文誌,15(5),早期公開準備中.

タイトルに関連する用語 (5件)： グローバル ,  市場 ,  ファッション ,  衣料 ,  設計