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J-GLOBAL ID:201702286553471925   整理番号:17A0814169

菌類によるトマトとトウガラシの搾りかすからの8炭素揮発性物質の生合成:Trichoderma atrovirideとAspergillus sojae

Biosynthesis of eight-carbon volatiles from tomato and pepper pomaces by fungi: Trichoderma atroviride and Aspergillus sojae
著者 (2件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 451-459  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的はTrichoderma atrovirideとAspergillus sojaeによる8炭素揮発性物質生成のためにトマトとトウガラシの搾りかすを用いる可能性を検討することであった。2種菌類によるトマトとトウガラシベース培地の発酵は振とうフラスコ及びバイオリアクタで行った。両発酵条件下でのT.atrovirideとA.sojaeの微生物増殖挙動及び発酵能に続いて,微生物計数を行った。トマトとトウガラシの搾りかすからのフレーバ生成をガスクロマトグラフィー-オルファクトメトリー,ガスクロマトグラフィー-質量分析及び官能分析により測定した。結果は,T.atrovirideがA.sojaeより早く増殖し,トマト搾りかす中のT.atrovirideの生存性がA.sojaeより長いことを示した。しかしながら,T.atrovirideはトウガラシの搾りかす中での増殖はA.sojaeより遅かった。(Z)-1,5-オクタジエン-3-オール,1-オクテン-3-オール,(E)-2-オクテナール及び(E)-2-オクテノールなどの8炭素芳香化合物が,T.atrovirideとA.sojaeによりトマトとトウガラシ搾りかすから生成した。T.atrovirideとA.sojaeによるトマトの発酵物中の1-オクテン-3-オール生成レベルがそれぞれ最大であった(265.55±2.79と187.47±0.92μg kg-1)。トマトとトウガラシ中の揮発性物質と芳香特性との関連を主成分分析により解析した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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野菜とその加工品  ,  微生物酵素の生産 
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