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J-GLOBAL ID：201702286676953137   整理番号：17A0440139

生物多様性ブランド農産物の販売状況と今後の展望-生きものマーク農産物を中心に-

著者 (2件)： 田中淳志 (農林水産政策研) ,  大石卓史 (近畿大 農)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 35  号： 4  ページ： 492-495  発行年： 2017年03月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生物多様性に配慮して生産された農産物を「生きものマーク」としてブランド化する農林水産省の取り組みに由来する農産物の販売状況を検証し,今後の可能性を展望した。既往研究からブランド化によるコメの価格差が生じる要因と消費者のブランド米購入に関する意向を分析し,フードシステム全体を通した活動を重視すべきであり,マーケティングの視点を持って関係主体との関係づくりを進めていくことが重要と指摘した。

シソーラス用語： 環境政策 ,  *生物多様性 ,  農業 ,  *農業政策 ,  *市場戦略 ,  米 ,  価格決定 ,  マーケティング ,  消費者志向 ,  行政機関
準シソーラス用語： フードシステム ,  ブランド化 ,  生きものマーク ,  農業生物多様性 ,  農林水産省

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (8件)：

• 1) 農林水産省(2010)『生きものマークガイドブック』.
• 2) 田中淳志,林岳(2010):「農業生産における生物多様性保全の取組と生きものマーク農産物」農林水産政策研究所環境プロジェクト研究資料第2号,1-50.
• 3) 矢部光保,中川瑠美,林岳(2010):「生物多様性保全に配慮した農産物生産の経済的価値」農林水産政策研究所環境プロジェクト研究資料第2号,51-79.
• 4) Takafumi OISHI (2016): “Possibility that biodiversity conservation will lead to improvements in the unit sales price of agricultural products - Analysis of a questionnaire survey of farmers carrying out Ikimono Mark practices”, Journal of Environmental Information Science, 44(5), 63-70.
• 5) 大石卓史,大南絢一(2015):「生物多様性に配慮した農業由来の農産物・加工品に対する消費者選好-品目別の価格プレミアムとその規定要因-」フードシステム研究,22(3),287-292.

タイトルに関連する用語 (8件)： 生物多様性 ,  ブランド ,  農産物 ,  販売 ,  状況 ,  展望 ,  生きもの ,  マーク