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J-GLOBAL ID：201702287422446986   整理番号：17A0545117

低消費電力で衝突警告を実現するための歩車間通信に関する研究-コンテクストに応じた送信頻度変更制御-

Low Power Consumption Emission Method for Crash Warning on Vehicle-to-Pedestrian Communications-Context Aware Control Algorithm on Sending Interval-

著者 (4件)： 伊藤速 (東京工大) ,  大西洋文 (Alpine Electronics Res. of America, Inc.) ,  村瀬勉 (名古屋大) ,  笹島和幸 (東京工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 485(IN2016 97-172)  ページ： 217-222  発行年： 2017年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,車車間通信を利用した車同士の衝突警告に加えて,歩行者と車の衝突警告を実現するための研究が盛んである。歩車間通信では,車車間に比べて,歩行者端末の多さによる通信チャネルの輻輳と通信に起因する端末のバッテリ消費が問題となる。そこで,この2つを同時に解決するために,状況に応じた送信制御を提案する。提案方式は,移動量に基づくフレーム送信を行う手法と,衝突猶予に基づく送信頻度削減手法である。これにより端末は自機,もしくは周囲の状況に応じて適切な送信頻度まで情報送信回数を下げることができ,輻輳の緩和と消費電力削減を実現する。多数の歩行者と車が混在していても,どちらの手法でも従来の1.2倍以上の省電力と輻輳緩和の尺度において2倍以上の高性能が得られることをシミュレーションにより評価し,有効性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *消費電力 ,  *自動車事故 ,  *衝突 ,  *警報 ,  *自動車通信 ,  *文脈 ,  *送信 ,  *頻度 ,  *変化 ,  *制御 ,  通信チャネル ,  輻輳制御 ,  端末装置 ,  二次電池
準シソーラス用語： *低消費電力 ,  *自動車衝突 ,  *歩車間通信 ,  車車間通信 ,  ネットワーク輻輳

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (13件)：

• World Health Organization, Pedestrian. Safety, vol. 124, no. 2.
• 公益財団法人 交通事故総合分析センター,′′平成25年版交通統計.′′2014.
• X. Wu, R. Miucic, S. Yang, S. Al-stouhi, J. Misener, S. Bai, and W. Chan, ′′Cars Talk to Phones : A DSRC Based Vehicle-Pedestrian Safety System,′′ 2014.
• D. Bezzina, ′′Light Vehicle Platform Update,′′ IVBSS 2008 Public Meet. , 2008.
• G. Bansal, J. B. Kenney, and C. E. Rohrs, ′′LIMERIC: A linear adaptive message rate algorithm for DSRC congestion control,′′ IEEE Trans. Veh. Technol., vol. 62, no. 9, pp. 4182- 4197, 2013.

タイトルに関連する用語 (7件)： 低消費電力 ,  衝突 ,  警告 ,  歩車間通信 ,  研究 ,  コンテクスト ,  頻度