文献
J-GLOBAL ID:201702287488415501   整理番号:17A1761836

異なるレベルの塩ストレス下でのテンサイ実生の生理学的および代謝的変化

The physiological and metabolic changes in sugar beet seedlings under different levels of salt stress
著者 (9件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 1079-1093  発行年: 2017年11月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
土壌の塩類集積化は,農作物の品質や生産性に影響する地球的環境問題である。テンサイは他の作物よりも耐塩性が強い。ここでは,テンサイの実生を様々な濃度のNaClを加えた水耕液で栽培し,各種のイオン濃度,抗酸化活性,遊離アミノ酸濃度,有機酸濃度,Rubiscoおよびその他の酵素活性に及ぼすNaClの影響を調べた。NaCl濃度は,3(対照),70,140,210および280mMとした。70mM処理の根と全植物の乾物重は対照よりも低かったが,地上部乾物重と葉面積には差がなかった。NaCl濃度の増加と共に,生育停止の程度が明らかになった。葉,葉柄および根組織中のNおよびK含量は,NaCl濃度の増加と共に急速に減少した。P含量は増加パターンを示した。スーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼ,アスコルビン酸ペルオキシダーゼおよびグルタチオンペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素の活性は,NaCl濃度の増加と共に増加した。さらに,遊離アミノ酸やベタインなどの浸透圧保護物質の濃度は,外部塩分の増加に伴い増加した。トリカルボン酸サイクルに関与する2つの有機酸(リンゴ酸とクエン酸)は,塩ストレス下で増加した。Rubisco活性は塩ストレス下で阻害された。NADP-リンゴ酸デヒドロゲナーゼおよびホスホエノールピルビン酸カルボキシラーゼの活性は,140mMの濃度で最も高かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖料作物  ,  植物生理学一般 
引用文献 (53件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る