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J-GLOBAL ID:201702287837063408   整理番号:17A0740457

中等度好熱菌による前処理された廃プリント回路基板からの金属のリサイクル

Recycling of metals from pretreated waste printed circuit boards effectively in stirred tank reactor by a moderately thermophilic culture
著者 (17件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 714-721  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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廃プリント回路基板(PCB)を処理するための実現可能な技術を模索するために,テーブル分離によるPCBの前処理と,攪拌タンク反応器中の中等度好熱菌によるバイオリーチを検討した。PCBの粉砕およびふるい分けの後に行われた振盪テーブル分離により,未処理PCBよりも乾式冶金プロセスにより適した金属富化部分(RPCB)と金属を8.83%しか有さない金属不足部分(PPCB)の2つの画分を得,中等度の好熱菌の混合培養によって効果的にバイオリーチした。適応後,混合培養物は80g/LのPPCBを許容することができた。バイオリーチングの結果,わずか7日間で金属回収率は,85.23%のZn,76.59%のCuおよび70.16%のAlであった。沈殿による浸出液中に痕跡量のPbとSnが検出された。微生物群集構造を,増幅したリボソームDNA制限分析によって分析した。中等度の好熱性の2つの細菌種が,レプトスピララム・フェリフィラム(Leptospirillum ferriphilum)およびアシディチオバチルスカルダス(Acidithiobacillus caldus)として同定された。さらに,未培養Thermoplasmatales archaeonも浸出系で検出された。中等度の好熱菌は,好温菌および好温菌と中等度の好熱菌の混合物と比較して,最も優れたバイオリーチング能力を示した。産業廃棄物のPCBリサイクルと経済的実現可能性分析を達成するために,本研究の2段階プロセスモデルを設計し,このプロセスが利益を上げることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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