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J-GLOBAL ID：201702289353475299   整理番号：17A0557477

ダイズ(Glycine max L.Merr.)における低酸素下での根形成の量的形質遺伝子座マッピング

Mapping quantitative trait loci for root development under hypoxia conditions in soybean (Glycine max L. Merr.)

著者 (12件)： NGUYEN Loc Van (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TAKAHASHI Ryoji (NARO Inst. Crop Sci., Ibaraki, JPN) ,  GITHIRI Stephen Mwangi (Jomo Kenyatta Univ., Nairobi, KEN) ,  RODRIGUEZ Tito O. (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TSUTSUMI Nobuko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KAJIHARA Sayuri (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SAYAMA Takasi (NARO Inst. Crop Sci., Ibaraki, JPN) ,  ISHIMOTO Masao (NARO Inst. Crop Sci., Ibaraki, JPN) ,  HARADA Kyuya (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SUEMATSU Keisuke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  ABIKO Tomomi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MOCHIZUKI Toshihiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 130  号： 4  ページ： 743-755  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイズ栽培において,土壌の湛水化は,植物に大きなストレスをもたらすが,ダイズにおける低酸素下での根形成の遺伝的制御についてはほとんどわかっていない。本研究では,低酸素感受性品種「タチナガハ」と抵抗性在来種「伊予大豆」との交配に由来する組換え自殖系を供試して,低酸素下での根形成を担う量的形質遺伝子座(QTL)の同定を行った。その結果,ダイズの根長や根径などの根形成にかかわる形質の11のQTLが第11,12,13と14染色体上に同定され,これらの根形質の低酸素抵抗性の7つのQTLが見出された。これらのQTLを検証するため,伊予大豆に由来するQTL領域を有する準同質遺伝子系統を育成した。そして,この系統が低酸素と湛水下でも良好に生育することが示された。こうした結果は,今後,低酸素下での根形成に関与する遺伝子のマッピングとクローニングに有用となろう。

シソーラス用語： *ダイズ ,  *ストレス ,  *発根 ,  湛水 ,  量的形質遺伝子座 ,  品種 ,  解析
準シソーラス用語： QTLマッピング ,  遺伝子マッピング ,  根形成 ,  準同質遺伝子系統 ,  *低酸素ストレス

分類 (2件)： 豆類  (FC03035U) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ダイズ ,  Glycine ,  Max ,  低酸素 ,  根形成 ,  量的形質遺伝子座マッピング