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J-GLOBAL ID:201702289701355973   整理番号:17A1234516

WiDr結腸腺癌細胞におけるスイートオリーブエタノール抽出物と化合物によるIL-8放出の抑制【Powered by NICT】

Suppression of IL-8 Release by Sweet Olive Ethanolic Extract and Compounds in WiDr Colon Adenocarcinoma Cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 1792-1798  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸化ストレスは炎症性サイトカインの分泌を刺激することができる。インターロイキン-8(IL 8)は炎症性腸疾患の病因および結腸直腸癌の転移拡散に関与している。Osmanthus fragrans(スイートオリーブ)の花は,腸における血液,胃痛と下痢を呈した赤痢を軽減するために使用されている。しかし,これらの症状に及ぼすそれらの治療効果の証拠は不明のままである。本研究では,WiDr細胞における酸化的ストレスに対する甘味のオリーブ花のエタノール抽出物(OFE)の保護作用は,その1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル(DPPH)フリーラジカル捕捉活性を評価することにより評価した。さらに,細胞IL-8分泌を評価した。注目すべきことに,高速液体クロマトグラフィーは,ベルバスコシドを示したOFEの一次成分であること;は8.23μg/mLのIC_50とDPPH捕捉活性を示した。OFE(1~100μg/mL)はWiDr細胞におけるH_2O_2~誘導IL-8分泌に及ぼす強力な用量依存的阻害作用を示した。九化合物は保護作用誘導精製プロセスに基づくOFEから単離した。これらの化合物のうち,5種のフェノール性化合物ベルバスコシド,フィリゲニン,チロソール,4-ヒドロキシシンナマートメチル,eutigoside A減少IL-8分泌は10μg/mL処理濃度であった。更なる分析は,OFEの抗炎症効果は,核因子-κB経路の阻害,細胞におけるIL-8分泌を減弱することを介して発生したらしいことを示した。まとめるとこれらのデータは,OFEは慢性炎症性疾患を治療するためにIL-8分泌を抑制する剤として開発される可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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植物の生化学  ,  細胞生理一般 
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