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J-GLOBAL ID:201702289875292945   整理番号:17A1443854

アカネ新規GFP様ファミリーに対応する八放サンゴScleronephthya gracillima(Kukenthal))由来の新規アレルゲン蛋白質の特性化【Powered by NICT】

Characterization of a novel allergenic protein from the octocoral Scleronephthya gracillima (Kuekenthal) that corresponds to a new GFP-like family named Akane
著者 (12件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1009-1016  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0460D  ISSN: 1522-7235  CODEN: JBCHE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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海洋生物は,職業漁師の間でアレルギー反応を引き起こすことが知られている。はこれまで日本のイセエビ漁業に従事する労働者間で気管支ぜん息はDendronephthya.およびScleronephthya gracillima(以前にAlcyonium gracillimumと命名)のような八放サンゴによって引き起こされたことを報告した。今回,漁業従事者におけるアレルギー疾患の原因となる他の八放サンゴ,Scleronephthya gracillima(Kukenthal)を見出した。八放サンゴは,新しい緑色蛍光蛋白質(GFP)のようなファミリーとして特性化した。新規抗原は,還元条件下での1Dおよび2D SDS-PAGEで27kDaの分子量を有した。27kDa成分はウェスタンブロット法,ECL免疫染色法と抗原と患者血清の吸収によるアレルゲンであると決定した。さらに,NCBInrデータベースにおけるLC-ESI-MS/MSとMASCOT探索を用いた解析の組み合わせは,27kDa成分は配列YPADI/LPDYFKを有し,及び22kDa成分は配列QSFPEGFSWER,両Acropora aculeusとMontastraea annularisのGFP様蛋白質を整合を持っていたと結論した。2D SDS-PAGEから全27kDaの八スポット成分のNCBInrデータベースにおけるMALDI TOF/MS/MSとMASCOT探索による更なる分析は,配列QSFPEGFSWERもLobophyllia hemprichiiとイシサンゴ目.におけるGFP様蛋白質として一致することを示した。我々の知る限りでは,これはAkaneと名付けた新しいGFP様蛋白質に対応する,628nmと508nmでのスペクトルの赤と緑の部分的に蛍光発光を,それぞれ新しいアレルゲン蛋白質の最初の報告である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  呼吸器の疾患 

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