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J-GLOBAL ID:201702290704283766   整理番号:17A1040254

大気中における微小粒子状物質(PM2.5)汚染の現状と対策-第2回 PM2.5に係る大気監視体制の整備ならびにPM汚染の特徴-

著者 (3件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 3-15  発行年: 2017年08月20日 
JST資料番号: Y0029A  ISSN: 0285-3051  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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微小粒子状物質汚染に係る常時監視にとってPM2.5標準測定法はフィルタ交換や秤量が必要で,測定値を得るまで数日かかるので,PM2.5の濃度変動の減少を迅速に捉えるためには自動測定機による測定が有用である。標準測定法に対する等価法としての自動測定機の基本的な条件や等価性の評価方法等が決められている。等価性評価法として品質管理の手法を応用した。適合機種の判定方法として,2季(夏季及び冬季),2地域(都市部,非都市部)の4フィールドについて評価を行い,所定の2条件を満たした機種を適合とする。大気汚染常時監視システムにおけるPM2.5成分のモニタリングの必要性,成分分析方法,およびPM2.5越境汚染監視体制の整備について取り上げた。粒子状物質汚染の特徴について,我が国におけるSPM汚染とPM組成の変化に関して,SPM汚染と環境基準達成率の推移と自動車排ガス規制の強化,および微小粒子組成の変化について述べた。さらに,我が国のPM2.5汚染の特徴について,ディーゼル排気ガス由来のEC濃度の低下,粒子組成の経年変化と季節別変化,有機粒子の起源(自然/人為),および有機粒子の生成過程(一次/二次)について論じた。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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粒状物調査測定  ,  分析機器  ,  大気質調査測定一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (27件):
  • 高橋克行,資源環境対策,46,30-38(2010).
  • 坂本和彦,資源環境対策,45,52-61(2009).
  • 中央環境審議会大気環境部会,微小粒子状物質測定法専門委員会報告書,2009.
  • 環境省,等価性評価結果及び試験結果,2010,http://www.env.go.jp/air/osen/pm/parallelexam/results_b/result_b01.pdf
  • 環境省水・大気環境局大気環境課,平成27年度大気汚染状況について(一般環境大気測定局,自動車排出ガス測定局の測定結果報告),2017.
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