メキシコで栽培される「Aguama」Bromelia pinguin L.果実由来の酵素抽出物の蛋白質分解特性の部分的特徴付け

MORENO-HERNANDEZ Jesus Martin; HERNANDEZ-MANCILLAS Xitlalli Desideria; NAVARRETE Evelia Lorena Coss; MAZORRA-MANZANO Miguel Angel; OSUNA-RUIZ Idalia; RODRIGUEZ-TIRADO Victor Alfonso; SALAZAR-LEYVA Jesus Aaron

文献

J-GLOBAL ID：201702291265166027 整理番号：17A0835896

メキシコで栽培される「Aguama」Bromelia pinguin L.果実由来の酵素抽出物の蛋白質分解特性の部分的特徴付け

Partial Characterization of the Proteolytic Properties of an Enzymatic Extract From “Aguama” Bromelia pinguin L. Fruit Grown in Mexico

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資料名：
巻： 182 号： 1 ページ： 181-196 発行年： 2017年05月
JST資料番号： E0344C ISSN： 0273-2289 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

Bromelia pinguin(aguama)は,メキシコに広く分布するパイナップル科の野生種で,その果実はプロテアーゼに富むため生化学分野での利用が期待されている。aguama果実の粗酵素抽出液(CE)に存在するプロテアーゼを部分的に特徴付け,幾つかの物理学的条件や化学的変性剤存在下での安定性を評価した。aguamaプロテアーゼは温度(30~50°C)とpH(2.0~7.0)で高い安定性を有し,多くのバイオプロセスへの利用可能性を示した。化学的変性剤(NaCl,有機溶媒,還元剤)に対するaguamaCEの安定性は非常に高く,食品,医薬品や界面活性剤産業への潜在的応用性が期待される。aguama粗プロテアーゼの部分的特徴付けは,その触媒的特性がシステインプロテイナーゼ,セリンプロテイナーゼ及びアスパラギン酸プロテアーゼに関連することを明らかにした。aguamaの特異的な生物工学的適用を探索するために,今後,それらの精製と特徴付けが必要である。

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酵素生理

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